ガソリン代を上手に節約
2008/08/23 ちょっとした話
ガソリン価格の高騰でセルフ式スタンドが人気ですが、その反面、思わぬトラブルも増加してい
ます。初心者でも失敗しないポイントを確認しておきましょう。
1.燃料の入れ間違いは事故の元
給油の基本は、エンジン停止と火気厳禁、すべての操作を一人で行うのが鉄則。ほとんどのスタ
ンドは一方通行なので、案内に従って移動しましょう。
トラブルのトップは「誤給油」!ガソリン車に軽油を入れてしまうというもの。原因は軽自動車だから
軽油と勘違いするユーザーが多いためで、昨年は全国で約400件が報告されています。間違った
給油は走行中に突然エンスト、事故の元になるので要注意。
秋から冬にかけては、静電気が火災の原因になることもあるので、給油機に付けてある「静電気除
去パネル」に触れて放電するのを忘れずに。
2.注ぎ足しは絶対禁物
給油ノズルは給油口の止まるところまでしっかり差し込み、レバーを引くと満タン時には自動的にス
トップします。調査によるとノズルの差し込みが浅くオートストップが作動しなかったり、注ぎ足しをした
ことで「吹きこぼれがおきたことがある」と答えたセルフスタンドは95.5%、一般のスタンドの77.6%に
比べて約2割も多くなっています(JAF調べ)。ガソリンはマイナス40℃以下の低い温度でも引火する
ので、くわえタバコは厳禁です。
給油終了時に意外と多いのがキャップの閉め忘れ。カチカチと音がするまでしっかり止めたら給油完了!