究極のオイル交換♪
2009/08/16 <国産車> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、やってびっくりのオイル交換を。
弊社には入庫の少ないホンダ車です。
以前に電話があり、「宿題を出す」との事。
最近CVTの調子が悪く、発進時に「ガクガク」する。
CVTのオーバーホールとか、ミッション降ろして高価な部品交換をせずに
簡単に安く治る方法を考えておくように! 「???」
手慣れた輸入車なら小細工も思いつく物の、弊社に1台のHONDA…
数日考えていたが、添加剤をほとんど信用していない自分はとりあえずホンダのK氏に相談。
「ほなまず第一段階は、CVTのオイルを抜いて〇チマチックオイルを入れてみ。」
とその〇チマチックオイルも1缶5000円以上と高額!ですがトライ。
まずはCVTオイルを抜き取り。14万キロにしては、きれいな感じです。
ドレンのマグネットに付いていた鉄粉を軍手で拭くとわずかな鉄粉。
そして教えてもらった秘技オイルを注入しようとすると
おっと、入れたアカンって書いてますが、K氏を信じて〇チオイルを注入。
ガソリンみたいな薄いピンクでした。
次に秘技パート2!ストールさせてわざと滑らせて、フリクションを取る!?
「ミッションつぶれんちゃうん…」と思いつつ、ブーン・ブーン
再度オイルの入れ替え。
数分まわしてストールさせると、元より真っ黒のオイルが抜けてきました!
また、新品の魔法のオイルを注入!
オイル量を合わせてイザ、ロードテストに出発!
って、出た瞬間に感動が!
どんなにアクセルに気を使って発進させても「ガクガクガクガク」と
ジャダーが出てましたが、今度は何ともスムーズに発信♪
いろんな乗り方をしたけど、いたって快調♪
オイルを入れ替えて、ストールさせただけで、スタートクラッチを交換したようなスムーズさ!
自信を持って宿題の結果を報告。取りに来て頂き、すぐに感動の連絡が入りました。
添加材はもともと信用していませんが、今回のはほんとびっくりしました。
オイルだけでここまで変わる!?
ちなみに弊社のホンダも発進時にガクガクガク…を思い出し、
捨てるんならと、廃油をいただきました。
が、この削りカスの入ったオイルでは無理かな