アルファロメオのフロントブレーキパッドを交換
2010/10/03 <輸入車> 修理事例
工場のかとうです。
今回は、ご紹介でご入庫頂いた、アルファロメオ166のブレーキパッド交換編。
お客様より、「マニアな、お宅ッキーネタより、普通の修理の事を」とのご要望が高くorz
基本に忠実にブレーキパッド編を♪
ディスクブレーキの作動っていうのは、
タイヤと一緒に、ディスクローターって言う、金属の円盤が回転しています。
その回転している円盤を、ディスクパッドで挟んで押さえつけ、回転を止めています。
ん~自分で言ってて意味不明!?
ちょっとマニアな車、アルファロメオ166の画像を使ってご説明。
アルファロメオも164はかなり多かったんですが、166になり台数が減りましたね。
テールエンドもあまり見かけない珍しい感じ。
ホイールの奥に見えている丸いレコード盤の様な円盤がディスクローターです。
↑あの円盤をパッドで押さえつけて、回転を止め、車を止めようとします。
タイヤを外すと、
点検がしやすくなります。
車検、点検時にパッドを押さえつける、キャリパーの隙間からディスクパッドの残量を点検します。
単体にしてみると、
左側は全く残量が見えません。
ちなみに新品なら
残量も10ミリ以上有ります。
こちらの車両は、点検等ではなく、「走行中の異音」についてのご入庫でしたが、
ディスクパッドはすり減って無くなり、パッドの土台部分でローターを傷つけ、
異音が発生していました。
異音が発生してもしばらく乗られていたのでしょう。
表面が削れ、薄くなってしまっているため、交換になります。
擦り減って、使いきったディスクパッドは
上側(ディスク外側に来る部分)に若干パッドが残っている物の、
真ん中から下(ディスクの内側に来る部分)は全くパッドが残ってませんでした。
異音が鳴り始めて、すぐにご入庫頂ければ、交換しなくとも、「研磨」と言う、
表面を削って、まっすぐに加工をすることにより、再利用が出来ますので、
ブレーキに異音を感じたら、お早めにご入庫下さい♪
でも先ず定期点検にご入庫頂いていれば、残量を確認し
ご案内しますので、ご安心を。
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良く効きそうですが、値段も高そうですね~