トヨタ・プリウス(20系)のブレーキオイル交換

2010/10/17 <国産車> 修理事例


こんにちは

工場のかとうです。

 

 今回は、かの有名なトヨタ・プリウスが車検に入庫です。

一応弊社は

 弊社でも、初代のプリウス(10系)から、2代目(20系)、現行のモデル(30系)に

レクサスLS600、エスティマと色々販売してきましたが、ハイブリッド車は、ちょっと緊張します。

高電圧ハイブリッドシステムを作業することは、まだ殆ど無いんですが、

この辺の車に付いている電気式ブレーキのブレーキオイル交換も

通常の車のようには出来ません。

電気式ブレーキ(SBC)を使っているメルセデスベンツW211などは、販売台数も結構有るので、

対応できるように専用テスターを導入していますが、

弊社にまだ、ハイブリッド(ECB)は台数も少ないので、まだ専用テスターは勿体無いかと、アナログ式です。

20系ではまずは、Pレンジに入れ、パーキングブレーキをかけてイグニッションスイッチを切ります。

ドアを閉めて3分待ちます。(これで電気ブレーキ休止状態)

ブレーキオイルタンクに加藤特製スペシャルツールを取付ます。

 加藤特性SSTは、

トヨタ純正タンクキャップ(新品定価490円)と

ラジエター漏れ点検用のプレッシャーテスター、

宝箱に眠っていた中古ゴムホース及び、宝箱の底から出てきたホースジョイントから構成されます。

要領は、タンク内のブレーキオイルをスポイトで抜き取り、新しいブレーキオイルを満タンに。

特製SSTを取付け、ラジエターテスターをポンピング~♪

0.8kpaまであげたら、ブレーキキャリパーのブリーダー(オイルを抜く所)をゆるめます。

オイルが抜けて圧力が下がればまたポンピング~♪

0.8kpaを超えそうになると、ブレーキオイルのタンクが膨れてきて破裂しそうになるので、要注意!

 一応これでブレーキオイルの交換は完了しますが、時間が掛かる~><

最近のプリウス人気では台数も増えて、数年後には専用ツールが購入できそうです♪

 


Tags: 

コメントは受け付けていません。

誠に申し訳ございません。 修理関する業者様からのお問合せ,お電話でのお問合せにはお答え致しかねます。

ご了承のほど、どうぞよろしくお願い致します
.

カレンダー

2010年10月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
投稿 (RSS) 投稿 (RSS) 投稿 (RSS)

バックナンバー

スタッフブログの最新記事


リンク集

サイト内検索


Go Top