車検整備で下回りを洗浄/塗装してリフレッシュ!
2010/10/24 <ベンツ> 修理事例, <国産車> 修理事例
工場のかとうです。
今回は、車検整備での下廻りの洗浄を。
見えない所を洗う…
最近の景気に伴って、「洗わんで、エエんちゃうん?」と、言われる事も増えてきました。
見えてるボディーは月に一回洗てるんやったら、もっと汚れる下回りは2年に一回くらい洗ってくださいよ。
見えへんとこ洗ても、しゃーないがな。
洗わな、ブーツの亀裂とか、ひび割れとかも見えませんヤン。
見えへんかったらヨケーな修理せんでええから、よけえーやん。
…
まぁ考え方はそれぞれナンで、無理にとは言いません。
ただ、僕たちは綺麗に洗って、不具合が無いか点検して、安心してお渡ししたいんです。
とは言っても殆どの方は洗浄頂いてますが、最近の道路事情から、錆止めはあまり必要が無さそうな車も。
2年間乗りっぱなしの車をリフトアップすると、
どーで~す。 ボディーはほこりと雨が掛かるだけですが、
下周りは道路の水をタイヤではね上げるんで、かなりスゴイ事になります。
そのうえ輸入車なら、ブレーキダストにローターの削粉もこびりついてます。
なので、タイヤを外して洗剤を振りかけ、高圧洗浄開始!
2~3年間の汚れが、地面に落ちてきます。
ボディー表面から出て来る汚れの比じゃないです。
ちなみに前回ブレーキオイルを交換していた初回検査、1.8万キロ/市内走行でも
たっぷりと黒汁が出てきます。
こちらはW210。 2年毎に洗っていても、
真っ黒です。
洗浄が終わると、
お風呂上がりの様なさっぱり感♪ (これを汚すまいと、ついでにホイールも♪)
水分を高圧の空気で吹き飛ばして、法定2年点検開始~
綺麗になれば、ホースやブーツ類、
ブッシュ廻りからプラスチック部品のひび割れ、錆(緩み・ガタ)等も目で確認ができます♪
昔はシャーシブラックと言って、黒い塗料を塗っていましたが、
最近の車両はアルミのアーム等で芸術的な色合いになってますので、
4輪駆動車や貨物車以外は基本、弊社ではシャシクリアと言う透明な液体を塗布します。
んん~♪
弊社自慢のガラスコーティング以上にピカ艶で、綺麗な仕上がりですが、
この有料下回りの完成具合よりも、仕上げの無料でやっているワックス掛けの方が感激頂いてます…