メルセデスベンツのエンジンオイル漏れを修理

2011/02/20 <ベンツ> 修理事例


こんにちは

工場のかとうです。

 

また雪が降りましたね!

あの日はバイクで帰路に向かいながら、中央環状線は終始大渋滞。

左の路側帯は積雪5センチ程でかなりヤバい状態でしたが、

なんとか無事に帰宅出来ました。

帰宅途中、「また雪遊びか?」とも考えましたが夜も遅いし、

今日の雪はベチャベチャやし、と諦めて晩酌開始。

そこにビチョ濡れで帰って来た長女は!!!

羨ましい大きさの雪だるま!

ちょっと悔しいですが、中年+小4では高校生パワーにはかないませぬ・・・

 

今回は、メルセデスベンツのエンジンオイルの漏れを直してみましょう。

って、ベンツのオイル漏れは、昔からお約束の様に有りますね。

オイル漏れを直し続け、新型が出ると「お!改善されてる」と思うとまた別の所から…

今回は最近多いV型エンジンのオイル漏れを。

ボンネットを開けると、エンジンの左前に付いているオイルフィルターの辺りから

エンジン下部に向かって滲みが有ったり、ホコリが交ってドロドロになっていたりと

見た目は様々ですが、なんせボンネットを開けるとすぐ目に入るので気になります。

殆どがゴムパッキンの交換で直るので、車検や点検時にひどくなってくると治して行きます。

今回ご入庫頂いた車両は、C209のCLK240。

知人から譲ってもらったとの事ですが、エンジン音が大きいとの事で、ちょいと拝見♪

と、ボンネットを開けてビックリ!

「ファンベルトが太ってる!!!」

良く有るオイルフィルター周りのオイル漏れはかなりひどいのですが、

いつからこの状態なのか・・・ 「のびたうどん」の如く、太いファンベルト!

しかし音は何処からや?とベルトを外すと!

スルメイカの様に、くちゃくちゃに巻いてしまいました!

(通常は一本の大きな輪になります)

異音点検の為に、ベアリング類を点検して行くと!!!

持った瞬間、油の乗った?アイドルプーリーは砕けてしまいました!!!

(もう乗って帰れません!)

変な音?を見せに寄って頂いた所、乗って帰れなくなってしまい、お友達を迎えに呼ぶ羽目に。

作業は、オイルフィルター周りのパッキン類を交換し、エンジン本体を洗浄。

音の原因となっていたウォーターポンプを取り換え。

追加でオイル漏れを長期にわたっておいたいたために太ったベルトと

オイル漬けになっていて砕けたプーリーが追加になりました。

急激に漏れて危ない様な部分では有りませんが、

あまり長期になると周りの部品も痛めてしまうので、早めの処置が必要ですね。

あと、エンジンの後ろ側から漏れている場合には、

こんな蓋から漏れている事が多いです。

こんなプラスチックの蓋をノリで貼ってますが、結構チラホラと漏れている車両が。

こちらも安価な部品で作業簡単なので、早めに処置しておきましょ~♪


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