2009/06/14 <ベンツ> 修理事例
今回は前回に引き続き?、ついでにCクラス(W203)を。
なんてことは無い、ウォッシャータンクの取り換え作業です。車を奇麗にしている人は、ほとんど
ウォッシャーを使うことが無いようです。
車検時に見ればたいていそんな感じですね。しかし、使う、使わないに限らず、冷たくなったり温
められたりを繰り返すと、プラスチック製のケースにヒビが入り、漏れとなってきます。
また、全然使われない方は、水の中にボウフラ?のようなものが発生して、たまに使おうとすると、
その異物がホースからノズルを詰まらせ、別の不具合が発生!
ってことにもなるので、オイル交換じゃないですが、たまにはウォッシャー液交換も必要ですね。
*弊社の車検点検時には、ボウフラを発見したら、必ず交換していますので、多分@そのような不
具合は発生していないはずです!?
と、前置きも長くなった、そのウォッシャータンクの取り換えですが、まずは邪魔になる、ヘッドランプ
を取り外し。
次にタイヤハウスのカバーを外すと…?!なんと下まで丸見えになっちゃいました!
以前はこんな所から丸見えになることは無く、インナーフェンダーという、鉄板がタイヤえぐりに
なっていたのですが、もう必要なくなって、タイヤとエンジンを仕切るのは、プラスチックカバー
のみでOK!ってなったんでしょうね。
2009/05/31 <ベンツ> 修理事例
今回は、前回に引き続き、メルセデス・ベンツのエアコン吹き出し関連を。
前回の切り替えはバキュームを使っていましたが、最近は電気モーターです。コンピューターで考え
た信号を線で送り、ステッパモーターでフラップ(蓋)を動かします。
Cクラス(W203)で多いトラブルは、そこのギアが滑って、エアコン付近から「パンッ!パンッ!」とエン
ジンを始動すると、大きな音がしてきます。(ボルボとかもそうですね)
いろんな個所で、音が出るんですが、どこもなかなか作業のしやすい所につけてくれていません…
まずは、オーディオ裏から成る場合。オーディオの周りから分解に入ります。
すると、
オーディオとハンドルのスキマに隠れています。
見えにくいですね。ここです↓
隙間からチラッと見えていますが、はずすとこんなものです。
この車両は、このモーター内部のギアが滑って、異音が発生していました。
ちなみにこのモーターの外に付く腕の部分でも、音が出ることが有ります。
いずれもギアが割れたりして滑るってのが原因です。次によく鳴くところが、なかなか難儀なところで
すが、スペースを使いすぎたんで、それは次回にってことで(-。-)y-゜゜゜
2008/09/07 <ベンツ> 修理事例
ドアミラーの続きを。
配線を修理後に、ヒューズを取り替えても不具合が残る車両…それはガラス面の角度調整側に
現れます。
配線の被服が破れてプラス回路とマイナス回路がショート。
結果、一番弱いスイッチ付近のプリント基板がやられちゃいます。 じゃぁそこを取り替えれば良い
んですが、これまたパワーウィンドウスイッチが一体型!
そこで、まずはパワーウィンドウスイッチ一体で車両から取り外し、続いてスイッチ類を取り外します。
次にプリント基板を取り外します。
見えますか? 下側がミラースイッチ部分で、 黒く焦げてますね…
アップにしてみると、
良く分かりますね♪左下も少し損傷が見られましたが、見た目だけで、作動はOKでした♪
よく似た配線を探してきて、ハンダで合体!あとは、見栄が悪いんスが絶縁処理を。
基盤をケースに収め、取り外したスイッチ類を取り付ければ完成♪
組み上げてしまえば、見栄が悪かったテーピング絶縁処理も見えません^^
と言う直し方も有りますが、修理はやっぱり修理。
中には「新品が気持ちいいので、新品に取り替えて」と言うご要望も♪
■本体修理(安いが時間が掛かります…)
■中古品(安い目ですがこれも探す時間が…)
■リビルト品*中身新品再生品(新品より安く保証付き)
■新品(早いし保証有り!価格は普通に)
色んな直し方をご提案致しますので、(中には新品しか無理な物も…)ご希望をお知らせ下さい。
2008/08/31 <ベンツ> 修理事例
今回のご依頼は、ドアミラーが動かない。
車種はメルセデスベンツCクラス(W202)のC200ご連絡を受けた瞬間から、原因は配線かな?
W201=190Eでは電動格納は付いていませんでしたが、このCクラス(W202)からは電動格納に♪
しかし、この初期モデル…年数劣化で配線の被服がぼろぼろに。
こちらはSLクラス(R129)です。
折れ曲がって、切れちゃいます。折れ曲がったところを繋いでも、又同じ事になるので、折れ曲がる
部分を日本製の柔らかい配線に交換♪
こちらはCクラス(W203)です。
こちらも配線が堅くなって、折れ曲がって切れちゃうんで、柔らかい配線に取り替え♪
切り取った配線は、プラスチック棒の様にカリカリ!
W210のEクラスはW202のCクラス同様。
ドアミラー内の配線の被服が…
ちなみに今回ご依頼のCクラス(W202)、C200ほとんどの絶縁体が無くなっています!
そこで!ターミナルをカプラーから抜き取り、ドイツから取り寄せた!?熱伸縮チューブで再生します♪
この車両はモーターの配線が3本と少ないんですが、装備の多い車両では7本有ります。
それとミラーガラスの熱線に2本。合計片側9本、左右で18本!結構時間が掛かります…。
取りあえずミラー内の配線を治して、お次はヒューズを点検して、取り替え♪
コレでOK!な時はラッキー!? コレでも動かないときは…
>>>続きはこちらから…では無くて続きは来週に=3=3
2008/01/17 <ベンツ> 修理事例, <輸入車> 修理事例
今日は、ヘッドランプの修理について。
まずは、雨漏れ・・・ こちらは、メルセデスベンツCクラス、W203のヘッドランプです。
ヘッドランプの内側でストーブでも焚いているような水滴が付くことが有りますよね。
それは、雨漏れを起こして中に水が溜まってるんです。
ヘッドランプ本体に、割れが無いときは、殆どが合わせ面からの進入です。
その場合は、画像右の大きな輪ゴムの様なパッキンを取り替えてあげます♪
電球を付け替えるフタの部分にも、パッキンが付いているので要注意!!!
組み付けたら、点灯確認、光軸調整で完成@@
お次は、V.W.フォルクスワーゲン/ゴルフのヘッドランプ修理。 欧州車に時々有るんですが、光軸調整が効かない!
殆どのお客様は気づかれずに乗っているんですが、車検で光軸を合わそうとすると、うごかないー。
見てみると、中のリフレクター(反射板)がグラグラ…
このヘッドランプは、非分解式で内部の部品供給も無し!
なんで、まずは慎重にヘッドレンズを貼り付けているシーリングをカッターナイフで切りながら、レンズを取り外し。
レンズが外れれば、あとはカンタン♪しかし、部品が出ていないので、せっちゃくざいにて補修ー♪
もしもココだけーの部品が出てくれていれば…推測200円…くらい?
接着がガッチリ効いたら、シーリング剤にてヘッドレンズを貼り付けー完成ー♪
しかし、最近の車はドンドン内部の部品供給が無くなり、アッセンブリー(本体一式)での供給になってきました。
細かい部品の在庫管理が大変なうえ儲からないからかな?まぁ出来るだけ修理代を抑えて、輸入車を楽しみましょー♪