2009/10/10

事故率低い車体色ある?


Q) 事故率低い車体色ある?

 事故の発生率が低いクルマの色というのはあるのでしょうか。
  (東京都・森百加さん 19)

A) ガリバー自動車研究所所長 鈴木詳一

 事故の発生率のデータは色々あるようですが、ガリバーでは年間60万件以上の
査定実績があり、この中から車体色と事故歴(修復歴)を調べることで、事故に遭い
やすい車体色を割り出すことができます。

 そのデータを見てみると、修復歴の車体色別の構成比には、明るい色と暗い色の
差はあまり見受けられないようです。

 夜間の認識率には車体色によって差があり、暗い色よりも明るい色のほうが発見
しやすいことは確かでしょう。また、もらい事故や自損事故など、事故の種類によって
結果には多少差が出るでしょう。
 それでも、実際には色による事故歴の差はほとんどないといえます。

 「もし、事故率の高い色のクルマを購入してぶつけられたらどうしよう」とご心配でし
たら、気にせず購入したほうがよいでしょう。わき見運転や居眠り運転などは、相手
のクルマがどんな色でも認識できない状態で、車体色とは関係がありません。

 事故を防ぐには、法規を守った安全運転や、早めのライト点灯などを心がけることが
何より大切なようです。

                                         (読売新聞)

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