2011/10/31
次期レンジローバー、2012年秋頃登場か
ランドローバーが展開する高級車ライン、レンジローバーシリーズのフラッグシップである“レンジローバー”が、2012年秋にフルモデルチェンジすることがわかった。イギリスの自動車メディア『AUTOCAR』(http://www.autocar.co.uk/)が報じている。
記事によると、4代目への移行は同ブランドの歴史のなかで最も規模が大きく、技術的にも先進性の高いモデルチェンジとなると関係者が話しているという。イラストは、ランドローバー社内の人物の話をもとに起こしたものという。
社内コードL405と呼ばれる新型は、レンジローバーが長年培ってきた伝統的なデザインキューを捨て、イヴォークで見られたようなスポーティな外観を身につけることになる。室内は品質面と高級感の大幅な向上により、世界トップクラスの高級オフローダーとして地位確立が図られる。関係者の話では、「ベントレーレベルの質感」が追求されるそうだ。
技術面では、アルミニウムモノコックボディが同車で初めて採用されるのがトピック。これによりサイズが拡大するにもかかわらず、車重は現行モデルより軽く仕上がるという。また採用される新開発プラットフォームは、リアオーバーハングの短縮によりホイールベースが伸ばされ、後席ニースペースは120mm以上広がるという。
エンジンは、ガソリンがV8と同スーパーチャージャー付き、ディーゼルはV6とV8の設定が予定される。またV6ガソリンエンジンにモーターを組み合わせプラグインハイブリッド車の投入も予定されているようだ。
(朝日新聞)
http://www.landrover.com/jp/ja/lr/