2011/12/21

アイドリングストップ 高めな維持費


Q

アイドリングストップ(停車時エンジン停止)機能のついたクルマが増えています。信号待ちなどが多く、停止と始動を繰り返しても大丈夫でしょうか。(愛知県 心配性さん)

A

ガリバー自動車研究所長 鈴木詳一


最新のエコカーはハイブリッド車か、アイドリングストップ車が主流になりました。走行フィーリングに影響を与えないアイドリングストップはコストも低く、軽自動車やコンパクトカーで多く採用されています。アイドリングストップの状態は短い場合が多いのですが、エンジンを始動するためのセルモーターやバッテリーには負担がかかります。

 もっとも、メーカーは様々な状況を想定し、こうした負担も踏まえ改良を施しています。アイドリングストップ車のモーターやバッテリーの耐久性は、通常のクルマ並みと言っていいでしょう。

 ただ、バッテリーを交換する場合は、通常の数倍もする高額品や、スターター専用のバッテリーが必要になることがあります。後々のコストが高めになることは覚えておいたほうが良いでしょう。

 アイドリングストップは、信号が多い街中を走ることが多いユーザー向けの機能です。高速走行する機会が多ければ、また違った低燃費技術が効果的なこともあります。販売店などにご自分の走行パターンを説明して相談してみる方がよいでしょう。

(読売新聞)


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