2009/09/14
8月の輸入車販売3.5%減 乗用車の落ち込み止まる
日本自動車輸入組合(JAIA)が4日発表した8月の輸入車販売台数(速報値)は、
前年同月比3.5%減の1万1272台だった。前年同月を下回るのは16カ月連続。
ただ、減少率は4月の30.5%を底に縮小が続いている。輸入車の多くは政府の
「エコカー減税」の対象でないが、各社が独自の値引きキャンペーンを打ち出して
国内メーカーに対抗しており、乗用車の落ち込みが止まった形だ。
乗用車は、外国メーカーの輸入車が1.7%減の1万38台。日本勢の海外生産車
を加えると1万602台となり、0.3%の増加に転じた。
トラックなども含めたブランド別の台数をみると、フォルクスワーゲンが13.1%増の
2304台で11カ月連続の首位となった。2位はメルセデス・ベンツの2028台、3位
はBMWの1793台だった。
(NIKKEI NET)