よきライバル

2004/05/01 氏田 耕吉


今日は5月1日、3月1日にこのホームページをリ、ニューアルして以来、2ヶ月たちました。今朝のカウントは9042人です。たくさんのご訪問ありがとうございました。

さて先日、柔道の体重無差別の全日本選手権大会の様子がテレビで放映されていました。

史上3人目の四連覇をかけて戦う井上康生はシドニーオリンピックの金メダリスト、四日の100k級でも優勝、今回も順当に勝ち進んできました。かたやその相手の鈴木桂冶は怪我の続く中、準々決勝で中学以来のライバル、棟田に辛勝しての決勝進出、今やその3人が日本柔道の重量級を代表しています。結果はご存知の通り、鈴木桂冶の新チャンピオンの誕生でした。

鈴木の印象的な言葉は「上を見ずに一戦、一戦、試合を楽しみながら戦った。」敗れた井上は「何が何でも勝ちたいという気持ちで、鈴木選手の方が勝っていた。今日一日執念のようなものが自分には足らなかった。」と、また井上選手のお父さんは「勝ってばかりいると受身になる。今回の事で選手生命が1~2年延びるかも、、」と。

棟田選手も含め三人のライバルはお互いを刺激し合ってますます上りつめて行きそうです。どんな世界でもよきライバルは良いものです。

ちなみにその時に往年(?)の柔道無差別級チャンピオン、篠原さんが解説者でまだまだ、「私の方が強い」、と冗談とも本気ともとれる発言に世代交代の大切さをも感じた、氏田耕吉でした。 


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