最近読んだ本の話。

2013/04/24 安田 和弘


何を今さら、、な本なのですが、先日古本屋さんで
新田次郎著「八甲田山 死の彷徨」の文庫本を見つけて
一気読みしました。

私ぐらいの年齢から上の方なら「天は我々を見放した。。」という
当時の流行語と共に大ヒットした映画版が思い出されるかと
思います。

元、気象職員として富士山レーダーの設置にも携わり同山頂付近での
越冬経験もある筆者の書く山岳小説は、自然の厳しさや人間の小ささそして
それぞれの偉大さなどを読者に淡々と語りかけてくる作品ばかりで
”孤高の人””槍ヶ岳開山”そして昨今映画にもなった”剣岳 点の記”
などは読んでいましたが”八甲田山。。。”は遠い昔に映画は見たものの
原作は読んでおりませんでした。

第一次大戦前、ソ連との戦争が必至と言われた時代。
もし海上を封鎖されたときの物資や兵士の輸送を考慮し
二つの部隊に双方向から極寒の八甲田山踏破の演習をさせるように
上層部が計画するところから物語は始まります。

かたや200人以上の大部隊。かたや40人弱の小部隊。

結局10人程の生き残り以外の200名近くの方が命を落とすのですが、
集団の命運を掛けたリーダーの考え方や動き方で組織とは何か?
リーダーの資質とは何か?ということを考えさせてくれるお話でした。

 

 

 

 

 

 

当時、会社経営者の研修などにも資料として良く使われたとの事。
それもうなづけます。


春がかすかに見えてきているようにも思えますが、長く続いている
日本の冬の時代。

見誤らないように歩いて生きたいと感じた豊中店の安田でした。

 


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