メーカーの競争
2013/10/12 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
先日来この話が多いのですが、もう少しお付き合い下さい。
メルセデスベンツのレーダーセーフティーに今回ステレオカメラが追加されました。
これにより画像解析ができ人の飛び出しなどを認識できるようになったわけです。
ステレオカメラはご存知のようにスバルのアイサイトの基本となるものですが、
1993年の特許申請から20年が経ち無効になったこの瞬間
メルセデスベンツが大々的に製品化してきた、、、といわれています。
メルセデスはこれにより、
前方用にロング、ミドル、ショートレンジのミリ波レーダー、
後方車線変更時の左右2つのミリ波レーダー、
追突用の後方ロングレンジレーダーを装備した上で
ステレオカメラを追加し“全方位センサー”を得たおかげで、
ドイツ本国で一般道100kmを自動走行したそうです。
アイサイトも今回CCDカメラをカラー化させ信号機を読めるようにし、
近い将来標識も認知できるようにするということで、
一世を風靡したプリウスの販売がかげりを見せる中、
自動車メーカーの競争はECOから次の新しい世代に移ったように思います。
もう2~3年もしたら事故が激減するかもしれません。
それでは又来週、植田茂夫でした。