安全装置
2019/06/22 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
最近、毎日のように自動車の暴走事故のニュースをしています。
今後、高齢者は安全装置の付いた車しか運転できない、
と言う話も出ています。
70歳を境に我々のお客様も免許返納や家族からの忠告等々、
この手の話が頻繁に出るようになってきました。
昨晩も「STOPペダル」を装着しようと思っているがどう思う、
と聞かれ、調べてみると、
異業種の町工場の社長があまりにも増える高齢者の暴走を
少しでも減らそうと考えたものらしく、
アクセルとブレーキを踏み間違えた際に出力を抑えるだけでなく
ブレーキをかける機構だそうで、
問い合わせが日を追うごとに増えているそうです。
メーカー装着の安全装置についても
自動車は緊急時に止めることばかりを考えて作るというわけにはいかず
緊急時に近いような、急加速、急ハンドル、急ブレーキを
意図的に操作する場合もあるので、
この作動のバランスは非常に難しいように感じます。
これから当分の間はこの話が現実のものとなった方々との
車選びやアドバイスが必要になってきそうです。
車本来の運転する楽しみと安全装置の介入が
相容れられれば良いのでしょうが、
聞くにつれ難しいと感じてしまいます。
それでは又来週、植田茂夫でした。