北欧のSAAB
2022/04/02 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
先日、新聞の片面広告で映画「ドライブ・マイカー」の
アカデミー賞他、国内外での受賞の数々が載っていました。
映画は見ていませんが、そこで名脇役を演じているのが
北欧スウェーデンのサーブ900。
懐かしいですね、、、
当時は後輪駆動のボルボ、前輪駆動のサーブと言われ
共に安全性が高く日本でも人気を博したモデルですが、
現在、サーブブランドはなくなり知らない方も多いようです。
元々は航空機メーカーから生まれた会社で
ドイツやイタリア、イギリスの高級車とは趣の違う
シンプルで機能性にすぐれ安全性と独自性にとんだメーカーで、
フロントに合わせガラスを採用したり、
市販車に初めてダウンサイジングターボを積んだり、
センターコンソールにスターターを付けたり、
北欧メーカーらしくドアパネルがステップまで回りこみ
乗降時に衣服の裾を汚さないようにしたり等々、
他にも今までにない多くの技術を採用していました。
映画に使用されたのは、
サーブ900ターボ16Sだと思います。
最近は街でもあまり見かけなくなりましたが、
当時、この赤のサーブ900と同じくボルボ240ワゴンは
横文字の仕事をしている方々から声がかかりブームとなりました。
「ドライブ・マイカー」、
なかなか評判の良い映画のようで、
時間があれば名脇役と共に見たいと思います。
それでは又来週、植田茂夫でした。
住吉区の桜