「Made In ○○」
2007/01/21 植田 茂夫
2007年01月21日 (日)
みなさん、おはようございます。
昨日、本日とセンター試験ですね。
受験生の皆さん、実力が発揮できますように!
先日、古くからお付き合い頂いている経営者の方に、
「今年のキーワードはなんですか?」とお聞きしたところ、
「2007年のキーワードは、Made In ○○」
と教えていただきました。
いつもちょっとしたヒントを聞いては自分勝手に解釈し、
仕事に役立たせてもらっているのですが、
この「Made In ○○」とは、製造を意味するのではなく
その商品は「消費者が見えるか、消費者は見えているか」
ということだそうです。
所得の二極化、人口の減少、供給過多のなか、消費者は
より時間をかけ自分にとってベストなものを探すようになっている。
そのようななか、ものづくりだけではなく、サービスも含め
提供する会社や個人の真意がはっきりと見えないものや、
合理化だけで本質を忘れたものは、支持されない。
たとえば、
「Made In JAPANやITALY」 と 「Made In ・・・」
「Made In トヨタやスズキ」 と 「Made In ・・・」
「Made In 小泉純一郎」 と 「Made In ・・・」
を見比べると、なるほど人気や支持率の高い左は、
なにかしら見えてくるものがあり、対極の「・・・」
の右は確かに見えにくいところがあります。
そこですかさず、
「Made In ウジタさん、Made In 植田さんって何?」と聞かれ、
「・・・・」即答ができませんでした。
みなさんいかがですか、ご自分の「Made In ○○」
これをはっきりさせることが、2007年のキーワードだそうです。
そういえば昨晩のTV番組「新・美味しんぼ」のラストシーンでも
まるで同じことを言っていたのが印象的でした。
それでは又来週、植田茂夫でした。