『舞妓Haaaan!!!』

2007/06/24 植田 茂夫


みなさん、おはようございます。

2007年06月20日(水)の“植田のひとりごと”
http://www.ujita.co.jp/mt-backup/blog-ueda/ の続報です。

昨晩家に帰ると家内と次男が、到着したDVDを見ながら
早速汗だくになって、「ビリーズブートキャンプ」IN! 
1時間近く基礎編にチャレンジしていました。

横で見ながら “無理は禁物!” と実感。
私には、深夜映画を観ているほうがあっているようです。

・・・で、観てきました。

         

宮藤官九郎 脚本の『舞妓Haaaan!!!』

『スパイダーマン3』は、シリーズ物の常で
派手さが増しただけの無理矢理感がぬぐえず、

『ラスト・ラブ』は、年には勝てない田村正和の
プロモーションDVDで、伊藤美咲もパッとせず、

「面白い作品ないなぁ?」なんて思いながらの

『舞妓Haaaan!!!』  ところが、ところが、、、

「一見さんお断り」という神秘のベールに包まれた《舞妓の世界》で
野球拳をしたいというサラリーマン鬼塚公彦(阿部サダヲ)と、
そのライバル、プロ野球のスター選手、内藤貴一郎(堤真一)、
そして舞妓の大沢富士子(柴咲コウ)が絡む、エンターテインメント大作。

歯茶目茶で波乱万丈の展開ですが、
久し振りに腹を抱えて大笑いしました。

起承転結もしっかりしており、阿部サダヲ、堤真一ともにさえまくり、
この映画を観ると、「俳優を生かすも殺すも脚本家しだい」
と言われるゆえんが良く分かりました。

この手の作品が好きな方には絶対オススメです。

そして“昭和の無責任男” 植木等 の遺作にもなりました。

次はあまり期待をせずに、『ダイハード4.0』です。

   
     それでは又来週、植田茂夫でした。


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幻想的な光景

2007/06/17 植田 茂夫


みなさん、おはようございます。

時節柄ではありませんが、以前この時期に
和歌山にホタルを見に行ったことがあります。

場所をお伝えしたいのですが、残念ながらはっきりと
憶えていません。30分ほど山に向かって走り、
右手にダムを見ながら真っ暗な中を右に曲がると
小川が流れていました。

そこは山の中ということもあり、月明かりも通らず、
歩くこともままならない、まさに漆黒の闇。

車を停め、恐る恐る川べりを歩き、目を凝らすと、
一匹、二匹、三匹、黄緑色の光が見えだしました。
それまでの私の中のホタルといえばせいぜい
このくらいの明かりでした。

しかしそれから数分、闇にも少しずつ慣れてくると、
今度は橋の欄干から土手にかけて次々と光が見え出し、
その幻想的な光景にしばし見とれてしまいました。
その数、数十匹!

大阪近郊ではこれだけ見れれば十分に鑑賞に値すると思います。

ところが、ところが、、、

ひと時たって完璧に目が慣れ、その視線を夜空に向けると、
そこには今まで見たこともない数のホタルが・・・

これぞまさに乱舞!

両手をかざせば向こうから手の中に入ってきそうなほどで、
あれだけの光を見たのは後にも先にも初めてでした。

ホタルの寿命は成虫になってからわずか1、2週間と短く、
しかも夜空を活発に舞いながら求愛をするのは一日のうちで
2時間足らずだそうで、視界一面をホタルが乱舞、
などという光景は、地元ではない我々にとっては、
偶然も偶然、の出来事だったのです。

今でもこの時期、ホタルと聞くとこの日のことを思い出します。
たかがホタルというなかれ、皆さんもこの一瞬の光を
探しに出かけてみてください。

  それでは又来週、植田茂夫でした。


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やわらか頭で、柔軟に

2007/06/10 植田 茂夫


みなさん、おはようございます。

ふと気が付けば今年も半分が過ぎようとしています。
これだけピッチが早いと、現実の世界もドッグイヤー
になってきたのかなぁ?なんて錯覚してしまいます。

子供たちを見習って、やわらか頭にならなければ、、、

ドキュメントにっぽんの現場 「町工場ドリルガールズ」
何気なくつけた番組でしたが、なかなか面白い話でした。

世界中が欲しがる技術を持ちながら、国内では3Kと呼ばれ、
若者に人気がなく、後継者不足にあえぐ“日本のものづくり”
をテーマに、東京は蒲田の町工場に、近くの女子高ギャル達が
集まりだした

 
高卒男子が集まらず困っていた社長のもとへ、ものづくりに
興味があるという女子高ギャルが入ったのが9年前のこと。
試しに採用したところ、熟練工の心配をよそに油まみれの
世界に熱中しだし、その後バレーボール部やバスケット部の
後輩たちが毎年入社、現在女子6名が在籍。

彼女達の目標は、百分の一ミリの精度で金属を削る60代の
ベテラン職人たちで、日々高い技術の習得に励んでいました。

やわらか頭が少しずつ会社を変えたのです。

最近よく耳にする、ダーウィンの「進化論」に

  『強い種が生き残るのではない、
  賢い種が生き残るのではない、
  変化する種だけが生き残るのだ』

という一節がありますが、

まさに社長や熟練工が生き残るのではなく、
いまどきの女子高生が実は社会の変化に一番順応でき、
「進化論」の言葉どおりなら、将来の日本を変えるのは
彼女たちかもしれない。

なんて真剣に思った、植田茂夫でした。
 
             それでは又来週。

       


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『車屋のキクチ』

2007/06/03 植田 茂夫


みなさん、おはようございます。

あまりにも面白かったので、、、

昨晩の『人志松本のすべらない話』見ました?

久しぶりに涙が出るほど笑ってしまいました。

あの場に出演できる芸人さんの感性ってスゴイですね。

日頃誰にでもおこる出来事や、昔の思い出話を

あれだけ面白おかしく伝えられるって、

さすがその道のプロです。

特に、松本人志の『閉じ込められた』話と、

最優秀すべらない話の

木村祐一の『車屋のキクチ』、

こちらは同業の話と言うこともあって大爆笑でした。

見逃した方、ビデオお貸しします。

暗い話が多い最近ですが、

みんなで大笑いしましょう!

   それでは又来週、植田茂夫でした。


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「ホテリアー」にはまって・・・

2007/05/27 植田 茂夫


みなさん、おはようございます。

先日の大雨は、水不足の特に西日本にとっては
まさに恵みの雨となったようで、少しホッとしました。
暑い時期の水不足は辛いものがあります。

さて、ここ数日「ホテリアー」にはまっています。

以前にもご紹介しました、NHKドラマ「ハゲタカ」や、
先日のスティール・パートナーズ等の企業買収
そして、顧客満足で昨今話題のリッツ・カールトン
を初めとするホテルという現場。

この二つは私の好きな“キーワード”なのですが、
なんの予備知識も無く上巻だけ買った「ホテリアー」。

読み始めたら、これがホテルを舞台にした買収劇と
その人間模様を描いており、内容は単純なのですが
しっかりはまってしまい、早速 TUTAYA で
中・下巻を購入しました。

     

ついでに「クライマーズ・ハイ」も買って、
読書の秋ならぬ、読書の梅雨になりそうです。

それでは又来週、、、

先日無事49歳を迎え、48歳で他界した
父親の年齢を超え、ホッとひと安心の、植田茂夫でした。


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「Engine Of The Year 2007」 BMW圧勝!

2007/05/20 植田 茂夫


みなさん、おはようございます。

この週末の26日(土)・27日(日)は、「帝塚山音楽祭」です。
 → http://www.tezukayama.com/ongakusai/index.html

毎年、開催日が土・日ということもあり、近くにいながら
ゆっくりと見たことがなかったのですが、HPの今までの出演者
を見てみると、なんと、有山じゅんじや東敏之、石田長生に上田正樹、
押尾コータロー、竹田一彦に世良穣まで出演していたとは、、、
それほどの音楽祭だなんて知りませんでした。

いつかゆっくりと見に行きたいと思います。

ところで皆さん、「Engine Of The Year」ってご存知ですか。
 → http://www.ukintpress.com/engineoftheyear/ 

優れた市販車に送られる「Car Of The Year」は車好きの方なら
よくご存知だと思いますが、優れたエンジンにも毎年世界30ヶ国、
60余名の著名ジャーナリストが選出する授賞式があり、

このたび、2007年の栄誉が発表されました。

Best New Engine 賞
1. BMW 3-litre Twin Turbo (335i)
2. Lexus Hybrid 5-litre (LS600h)
3. BMW-PSA 1.6-litre Turbo (Cooper S, Peugeot 207)

Best Fuel Economy 賞
1. Toyota Hybrid 1.5-litre (Prius)
2. Honda Hybrid 1.3-litre IMA (Civic)
3. Fiat-GM Diesel 1.3-litre

Best Performance Engine 賞
1. BMW 5-litre (M5, M6)
2. BMW 3-litre Twin Turbo (335i)
3. Ferrari 6-litre (599 GTB)

やはり目を惹くのは、今回も4つのエンジンで賞を獲得したBMW。
過去9年でも「エンジン・オブ・ザ・イヤー」を30も獲得しています。

昔から、その滑らかさで “シルキーシックス” と称えられるなど
エンジンとサスペンションは世界の指標とされてきた
BMWの車作りの証でもあります。

最近、日本国内でも販売好調といわれているBMWですが、
このあたりも人気の一端なのかもしれませんね。

           それでは又来週、植田茂夫でした。

        

   ベストエンジンと賞された335iに搭載される直6ツインターボエンジン

        


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「大阪は良い街だ」

2007/05/13 植田 茂夫


みなさん、おはようございます。

先週のデイリーメッセージで京都に日帰り旅行をしたことを
書きましたが、家に帰ってから車で訪れる時には見えない
「何か」に気づき、つい大阪と比較をしてしまいました。

当日はGWということもあり、幹線道路や有名寺社は勿論のこと、
商店街に至るまで、国内外のお客様で溢れかえっており、
連休の最中とはいえ、京都の恐るべき集客力に驚かされました。

そこで、京都の人気の秘密とは何なのでしょうか?
勿論、歴史的建造物の多さや四季折々の美しさなのでしょうが、
もうひとつは地元京都の人々の観光客への思いやりだと気づきました。

旅行が好きで色々な所を訪れますが、おおよそどこも、
村単位、町単位、もっと言えば自分の商売単位であって、
これだけの都会で老若男女を問わず街全体を良くしよう
としている所を私は知りません。

たとえば、公共機関を観光客と一緒に待つときのマナーや、
場所を聞いたときの丁寧な話し方とねぎらいの言葉、
ライバルである同業者の説明、綺麗に掃除が行き届いた道路、
そしてなによりも京都に対する知識、結局、こういった
人とのやりとりが旅の一番の「思い出」になるのです。

ですから京都に行って疲れることはあっても、嫌な思いを
残すことがないので、又行きたくなってしまうのです。

観光地を支えるのは、何も名所や景色だけではなく、
そこに住む「人」の存在が大きいことに気づかされました。

そういえば荒んでいく温泉街が多い中、城之崎は活況を浴びています。
神戸はどうでしょう? 奈良はどうでしょう? そして、大阪は?
東京ディズニーランドと比べ、USJはどうでしょうか?
今秋には国際陸上も開催されます。

「大阪は良い街だ」と声を大にして言いたいものです。

      それでは又来週、植田茂夫でした。

        


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