ポルシェ911-964 内装復活
2010/02/28 <輸入車> 修理事例
工場のかとうです。
今回は、ポルシェ911の内装の修理にて。
皮のハンドル!かっこいいんですが、剥げてくるのが困る所。
手始めに、一番使うハンドルから。
まずはSRSパッド、そしてステアリングホイールの取り外し。
皮の部分のみの修理なので、本体はマスキング。
下地処理から、塗装、仕上げは皮の手触りスプレーを吹き付け♪
カンセー!
この手触りが画像ではお伝え出来ません…
アップにしたら、このフワサラ感♪ 判ってもらえるでしょうか。
お次はサイドブレーキレバー。
ちょっと古さを感じます。
こちらは簡単に、下地と塗装でカンセー!
続いてシフトグリップ。
サイドブレーキと同じく、はげてきてレトロチックになっています。
同じく下地処理と、塗装でカンセー!
最後は、お客さまも気づいていなかった、内装の内張り。
かなりひどく破れています。
まずは、スルメのようになった部分をカット。
そして下地処理をして、お次にフワフワ素材を塗りこみます。
形を整え、表面を再度処理。
形がキマれば、色を塗ってカンセー!
新品よりは、若干劣りますが、フワフワ質感で、
気にならない程度に復元しました!
乗りこんで手に触れる、ハンドル、シフト、サイドブレーキが
綺麗になったんで、乗り心地アップです♪
以前のシリーズからの再入庫でしたが、
オーナーのS様曰く「新車計画第一弾!」との事でした。
自分的には第5弾位の最終章に近い所かと思っておりましたが…
だんだんこの車が欲しくなってきました♪