オキシジェンセンサーの交換
2012/01/15 <国産車> 修理事例
今回はエンジンチェックランプ点灯や、エンジン不調で
ちょくちょク取り換える、オキシジェンセンサーの交換です。
O2センサーや酸素センサー、ラムダセンサーなど色々な言い方が有りますが、
エンジンから出てきてすぐの排気パイプに付いていて、
排気ガス中の酸素を測るセンサーです。
今回の取替車種はトヨタのセルシオ。
不具合が有ったのでご案内を入れいざ取替。
排気廻りは熱で油分が飛んで、ねじが廻りにくいって事は当たり前なんですが、
この車はめちゃめちゃ強敵!
なんとか外れたセンサーは、ネジ山が殆ど有りませんでした・・・
この感じでは、車両のマフラー側のネジ山を修正しないと、
新品のセンサーを取り付けても、またそのねじまで痛んでしまう!
何で修正しようかと、同じようなねじのボルトを探し回る・・・
車両側にオイルを塗って、回してみるがなかなか入って行かず・・・
と、自分のトラック屋時代の工具を探しだした顧問・・・
出てきました!
ま さ か !(@_@;) の、こんなサイズのタップが!!!
(神様!マジッ?みたいな心境!)
こちらは潰れたネジ山の、ねじを切り直す道具です♪
車両のネジ山にタップを立てて、ネジ山を綺麗に修正して、
新品センサーを気持ち良く取付けて完了~♪
一時はどうなる事(この車仕上げれるんか?)かと思いました。
顧問から良く聞く「仕事は道具や」という言葉が今回は決まりました^m^うんうん。
ほんとに無駄な物が多いと思う道具達も、助かる時にはホントに助かります。
どんなに腕が良くても、やはり道具が足りなくては、完璧な仕事が出来無いッスね。。。
ヘタな道具も、数持ってりゃ当たる! かな?