2012/11/25 <輸入車> 修理事例
こんにちは、工場のかとうです。
今回は出勤しようとキーを捻ると「カッ」と音が成ってエンジンが掛からないアウディ80
ご存知の方も多いと思いますが、弊社顧問の昭和時代からのワンオーナーカー。
(おっと!昭和の車が並んで居ます!)
電源を点検すると、スターターまでは電源が届いているので本体故障。
取り外すのには、エンジンを持ち上げてマウントの取外しから・・・
セルモーターを取り外し、分解してみると!
ブラシが全て無くなっています!!!
減っているとか浮いているとかでは無く、全く無し!!!
ここまで無くなるとは気持ちイイ~♪
このサイズのブラシは・・・工具箱の電気部品をゴソゴソ探すと、
出て来ました♪
昔~に、車椅子搬送車のモーターを直す時に、電気屋さんに貰ったブラシ♪
しかも丁度4個!
ホルダーに入れてみると・・・
ジャストサイズ! 専用品の如く! 若干長いけど、それは切ればOK♪
ハンダで取付けて、
アーマチュアは減りが少ないので
表面をならして再利用。
組み付ければ完成~♪ キーを捻るとキュキュキュブーン!
昭和の名車が復活しました♪
続いて隣の昭和時代のアウトビアンキは・・・ 次週に持ち越しでm(__)m
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2012/11/18 <ベンツ> 修理事例
こんにちは、工場のかとうです。
今回のご依頼は、
ご自宅の密閉された地下駐車場がガソリン臭い!
漏れているはず!と見に伺いました。
止めてあるのは二台のベンツとアウディTT
犯人はおそらく一番年数の立っているA190君
お預かりして漏れを点検するが、なかなか出てこず。
入念に見て行くと、ガソリンタンクに漏れ跡発見!
この型は水では無く、ガソリンのはず!とタンクを取り外し~♪
どうやらガソリンポンプやレベルセンサーが入っているパッキン部分が怪しいです。
現象が再現されていないため、一旦パッキンを取り換えて様子見に。
でもせっかくタンクを降ろしたので、堅くなっている燃料ホースもお取替え♪
注文すると、さすがはベンツ!対策品に成っていました。
ガソリンを満タンに入れて、作業完了。後はチェック!
走行テスト後は漏れなし!あとは・・・
ゴムパッキン等からの漏れの場合は、気温が下がると漏れやすいので、
寒い日まで数日お預かり・・・ それからは車の周りをくんくん匂う日々・・・
厳寒の日にも全く匂わず!?OK! 完成です。
本来はガソリンが漏れてくるまで待って見て現象確認後に作業が望ましいですが、
預かり期間が長くなってしまいそうなので、半見込み修理です。
2012/11/11 <ベンツ> 修理事例
こんにちは、工場のかとうです。
今回のご依頼は、
フォグランプがかなり上を向いてるが、下にさがらない!と。
以前に光軸を気にされていたので、ボンネットを開けると指でカンタンに
光軸調整ができる旨をお伝えしていました。
回してみると、パコンパコンとその場で上下。良く有る故障です。
ヘッドランプを外してレンズを外すと(この頃の車は簡単に分解出来ます♪)
アジャスターのプラスチックが割れて外れていました。
ゴソゴソと宝箱のW201/190Eのランプを見てみると、似たようなブツがw
若干サイズと形状が違いますが、取付けると作動したので、
外れないようにコンクリートで固めます!(次潰れたら難儀します・・・)
これで光軸アジャスター完了~♪
残った190Eヘッドランプはまだ何か使えるか?もう残骸か・・・また宝箱へ♪
続いて「曲がって動かなくなったラジオアンテナのロッド」の取り換えを。
注文すると種類が有り、「HIRSCHMANN」なら、国内最後の一本!
「WISI」製なら、生産中止で本国も無し!とヤバい状況!
慌ててメーカーを確認すると
「HIRSCHMANN」でした♪ 最後の一本お買い上げ~♪
*次曲がったらもう有りませんので曲げないでください m(__)m *
ついでにちぎれて来ていたゴムキャップを取り換えて完了~♪
20年以上前の、こんなゴムだけを数百円で出してくれるって、
メルセデスベンツは良心的な会社ですね♪
2012/11/04 <ベンツ> 修理事例
こんにちは、工場のかとうです。
今回は車検整備でご入庫頂いたメルセデスベンツC209/CLK320
リフトアップして法定2年点検開始!
一通り点検が終わり、タイヤを取付け空気圧の点検に。
お客様のご利用状況に合わせて空気圧を合わせます。
(ベンツの場合は大抵リヤタイヤの方が空気圧高めの設定です)
*燃料をいれる蓋の裏側にシールで記載されています*
続いてトランク内のスペアタイヤの空気は~
トランク内に裏返って入っているため、荷物を降ろして
工具ケースを取りだし、スペアタイヤを取りだすと・・・
空気が入っていない!
((定期点検に入れていないのか?))
<<二年程度でここまで減らんやろ>>
((格安車検で長い事見て無かったのか?))
<<前回も弊社で整備を仕上げたはず>>
((使った際にパンクしたのか?))
<<使用した形跡は無く、新品状態>>
まぁ空気入れて、水槽に浸けてみるか!とエアーを入れようとすると、
エアバルブ(空気注入口)が破裂していました!
<< これか >>
チェンジャーで、ビートを落として破裂したエアバルブを取り外し、
在庫のエアバルブを取付け~???!!!
入らない!きつい!狭い!
ローション ワックスを付けてあてがうが、入口でストップ・・・
きつすぎる~ えーい工具で無理矢理!
新品のバルブが一皮ズルッとムケちゃいました・・・
<<なアホな!>>とタイヤ屋さんに訊くと、ベンツの応急用は細い専用バルブ!?
早速注文してベンツの袋に入ったバルブを良く見てみるとやっぱり細かったです。
サイズもばっちりスムースイン!
なら、空気を注入~ パンッ!パンッ!と裏表のビートをハメて、
空気圧を420Kpaまで張って、
完成~!
これで、いつ何処でパンクしようがバーストしようが安心ですが、
せっかく積んでいるスペアタイヤもパンクしていては燃費を悪化させるゴミです!
弊社にて法定一年点検、車検整備の際は確認していますが、
「1年点検出し忘れた!」とか「安い車検で終わった!」と言う方は
要確認ですよ~”
*ちなみに四半世紀ワンオーナーの弊社顧問のアウディB3は、
トランク内で、ピストルで撃たれたようにスペアタイヤが破裂していました*