ベンツSL(R230);ATカプラーよりオイル漏れでOリング交換

2007/05/09 <ベンツ> 修理事例


車名;メルセデスベンツ SL500 (R230)
型式:GHー230475

症状:駐車場にオイル漏れの跡あり

原因:電子制御化されたオートマのミッションとハーネスを繋ぐ
カプラー内のOリングに難があり、経年劣化によってオイ
ル漏れ。 Oリング交換。 放っておくと、A/Tコンピュー 
ターへオイルが入り、コンピューターがだめになる場合も
あり。注意。電子制御のオートマではよく起こる漏れ。

作業内容:A/Tカプラー Oリング交換

交換部品:A/Tカプラー Oリング


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ベンツEクラス(W210),AT変速不良でエレクトロニックプレート交換

2007/05/02 <ベンツ> 修理事例


<修理事例>
2000年BENZ(ベンツ) E320アバンギャルド GF-210065 W210

ATの変速不良です。
Rレンジ、Dレンジにシフト入れると「ドン!!」すっごいショックが、、、
走行しても3速固定。AT緊急モードに入ってますな。。。こりゃ。。

エレクトロニックプレートの交換です。
ATオイルパン脱着しますので、ついでにオイルパンパッキン、
ATFオイル(抜けた分)、EGSカプラー部のOリング2ケ交換しました。

症状は極似ですが、EGSユニットの不良という事もありますよ。

この車輌はエアマスセンサーの数値も基準を外れてましたのでエアマスセンサーも
交換。学習値リセット&試乗ですっきり^^

せっかくATが直ったのに、エアマス不良によるAT変速不良すれば気持ちが悪い
ですよね。。。

ボチボチ金額のかかる修理となりましたがフィーリングGOOD。


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Sクラス(W140)外温度計球、リンカーンメーター球、ダイムラーメーター球交換

2007/04/19 <ベンツ> 修理事例, <輸入車> 修理事例


今回は、カンタン、電球交換シリーズ!

電球は消耗品です。家でも車でも、切れたら交換。

家の電気もトイレや風呂場はカンタンですが、家によっては、階段やリビング
で取り替えが困難な所って有りますよね。

自動車も、ボンネットやトランクを開けるだけで、容易に出来る物から、結構、
大変な所も有ります。

その中でも、結構難儀な所は、メーター周りの電球。

車検や何かのついでに「メーターの電気が切れてるから換えといて」
カンタンに想われがちなんですが、こんな感じです↓

まずはリンカーン・コンチネンタル。メーターの電球を取り外すには、メーターを外す。
メーターを外すには、周りの化粧パネルを外す。

言葉で説明したら、簡単なんですがやってみるとなかなか時間も掛かるし気も使う。

次はダイムラー・ダブルシックス。メーターを外す前に、上側のインダッシュパネル
取り外す。

まわせば外れるんですが、裏からしか本体をしっかり持てませーん!

表面は綺麗な木目ですが、切り目は粗い!作業中、指にトゲが刺さり、10日経っても
トゲが取れずいまだに痛い痛い(泣)

お次はW140・Sクラスの外気温度計。供給部品としては、外気温計本体ごとしか無い!
電球は基盤にハンダで埋まってまんねん。

しかし電球切れごときで、液晶パネルごと交換はもったいないので、ハンダを溶かして
バルブを抜き取り、BMW用メーター球からソケットをもぎ取り、バルブ部分を移植。
(この、1.5W12V電球が明るさ最適♪バルブヘッドの外形もバッチリ!)

完成!

たかが、電球一個でもなかなかやり応えが有りますよ。ボンネットやトランクを開ければ
数秒で出来る物から、内装の分解を必要とする物まで、色々有りますんで、「電球切れ
くらい待ってる間にでけへんの?」と訊かれますが、こんな場合は、カナリゆっくりお待ち下さい…


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Eクラス(W211)球切れ表示点灯!点検!リアサムモジュール交換

2007/04/12 <ベンツ> 修理事例


ベンツEクラス(W211)のお客様が工場にお立ち寄りになられ、「メーターに
球切れの表示が出ている。」とのご依頼。

その車は以前から、《エンジンを掛けると、テールランプが点灯しっぱなしになる》
と言う持病を抱えていましたが、『修理代結構かかるし、昼間にテールランプが灯
くくらいそないに気にならんから』とリヤ・サム・モジュールを壊れたまま使用してきた
車でした。

「球切れくらいなら、すぐに見ますよ」とメーターを見ると、

【ミギテールランプ ホジョランプテントウ
ヒダリテールランプ ホジョランプテントウ】

補足)最近のベンツは球が切れると補助ランプがつきます。

昔は電球が切れると、そこが点灯しなくなる。

その次に出た「球切れ表示」では、球切れした所をメーターに表示させ、
運転者に知らせる。

今の車は、電球が切れるとメーターに表示させ、運転者に知らせると共に、近所の
電気を変わりに点灯させ、危険回避を取る。

(スモールが切れるとブレーキライトを減光させて点灯!
右後ウィンカーが切れると右バックランプが点滅!
右前ウィンカーが切れると右フォグランプが点滅!
ブレーキが切れると、リヤフォグランプを点灯
みたいな感じで切れても周りが変わりに点灯して、
球切れを修理するまで、ピンチヒッターがお出まし!)

【補助ランプ点灯】の表示をみた自分は、
「スモールランプが切れて、補助ランプが灯いてんねんな」
と、テールランプを見に行ってビックリ!

テールランプは以前のまま、つきっぱなしですが、ライセンスランプバルブ
(ナンバープレートのライト)が、右・左・右・左と交互に点滅!

なんじゃこりゃ?と、トランクを開けると、トランクルームランプも点滅している!

テールランプホジョトウと出ているのに、テールは
切れていない!

結局点検したところ、電球に問題は無く、以前より不具合のあった、
後ろ周りの電気をコントロールする、【リヤサム】の故障具合が悪化した物でした。

「とにかく修理代を安く!」との事で、中古部品を探して発注。今の所、中古部品で完治
した物の、こんな不具合の修理で中古品ってのは再発の心配が残りますね。

でも、ライトの修理で7万円の部品ってのも…
☆もし、球切れを起こしても補助ランプが点灯!
★でも、その機構が故障したら、修理代が云万円。

機構が複雑になりすぎている気が…


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W124(300E)のディスク交換、デファレンシャルギアのベアリング交換

2007/04/05 <ベンツ> 修理事例


今日も又、画像に助けられ、駆動偏を。

駆動系と一言で行っても、いくつかの部位に別れます。
まずは殆どの車がエンジンに直結しているミッション。
(ポルシェなんかは重量バランスを考え、前にエンジン、後ろにミッション)
エンジンで作り出した回転の速度を変えます。

M/T(マニュアルミッション)車が主流だった頃は、
乾式が多く、早く擦り減って良くクラッチオーバーホールで、
中のディスク板やベアリング、カバー類を交換していました。
(オートバイは湿式と言う、オイルに浸かった物が多いです)

最近は無断変速のCVTも増えてきましたが、
やっぱり主流はA/T(オートマチックトランスミッション)

こいつにも、ディスクが入っていて擦り減ってきます。
(湿式と言ってオイルに浸かってます)

ちなみに↓これは「W124」の「300E」。

すり減って薄っぺらくなり、最後の皮もところどころ剥がれています。
(部品代ディスク1枚約2000円也?♪)

こんな内部の部品を出してくれないメーカーも有り、
そんな場合は、リビルト、リンク品と呼ばれる再生品で、
A/T本体ごと交換。

このディスクを通って、トランスミッションの後ろから
次はプロペラシャフトでデファレンシャルギアに回転を送るんですが、
高級外車はその間にも一工夫。
カップリングラバージョイントにて、ミッションの変速ショックを和らげます。

普通はのユニバーサルジョイント(自在継ぎ手)にて、ダイレクトに伝える所へ
ゴムを入れるが為に、一昔前の車種ではこの部品が良く傷み、
車検時に発見しちゃうと、結構費用が掛かりましたが、
ゴム質の改良か、年々持ちが良くなってきました♪

お次はデフ(デファレンシャルギア)で、送られてきた回転を
左右に振り分けます。

コレはベアリングの異音でベアリングを交換しました。


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ベンツSクラス(W140)、Eクラス(W201)のエンジンよりカタカタ異音,修理

2007/03/29 <ベンツ> 修理事例


今回はデイリーメッセージに画像が載せられるようになったんで、

画像混じりの小ネタ集!

まずはW140=S500 V8エンジンから。
エンジンにはオイル(油)が入っていまして、
ポンプで吸い上げ、パイプ等を通って各部に分配するのですが、
そのパイプに穴が開いては、オイルが届きません!

機械の間にまたがってるパイプがそれなんですが、
このプラスチックのパイプの底が、たまに抜けちゃいます。

この2000円程のパイプを交換するだけで…
心地よいV8サウンドに元通り♪

交換しないまま放っておくと…お財布に厳しい事に!

お次はW201=190E(少なくなって来ましたが!)
友人にしばらく貸していて、戻ってきたらカタカタ音…
バルブカバーをめくってビックリ!
カムシャフトが無惨にやせ細っています…
(左の端っこが立ってるのが分かるでしょうか?)

ロッカーアーム(バルブを押し下げる腕)も痛々しい姿に、、、

部品を調べると、マダ供給が有るとのことでしたが、
新品部品は驚き価格!!!
中古を探すと「そんな所だけ売ったら、エンジン本体が使い物にならん」と
言われながらも探し続けると、運良く腰下アウトのエンジンから
そこだけ外して売ってくれる店を見つけ、ナンとか安価にて修理完了♪

最後にもう一台。
オイル不足から、ピストンが…

コレを見つけるのにはカナリ苦労しました…
ピストンの値段を聞くと、ピストンピン付きで先程のオイルパイプと大差無し!

シリンダーを覗くと…

傷は有る物の軽傷なため、ペーパーにてすべすべお肌に修正!

中古エンジン積み替えも考えましたが、
どんな経緯で使ってきたか分からないエンジンに10万円も出して
高い(邪魔くさい?)積み替え工賃を貰うなら、
3000円程のピストンと
積み替えより安く付くピストン交換工賃で。

以上、内燃機偏「エンジンカタカタ音」集でした?♪


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Sクラス(W220)の足廻りリフレッシュ! ロアアームブッシュ交換

2007/03/15 <ベンツ> 修理事例


W220-BENZ S430 130,000km超足廻り編。

余談ですが、最近中古車でも走行距離の少ない車両を
探すのに一苦労。

同じ考えを持つ業者さん&希望されるユーザー様が多い
ので、当然走行距離の少ない車両は高価に。。。
ウマイ事なってるなぁ市場は (ToT)

距離が走ってるからダメ!っというわけではありませんが
やはり新車に近い走行フィーリングを求めると少ないに
越したことはないです。

故障とは判断されなくてもくたびれた車とそうでないクルマ
違いははっきり出てますよ!

日本での使用状況は大抵シビアコンディション。
ストップ&GOの繰り返しですから。

ウチもエエ中古車求めてもっとがんばらなあきません!

で本題へ。
Sクラス(W220)もブッシュ関係(人間で言う関節の軟骨部)
の作業が多い車両です。

一番要チェック箇所はロアアームのボディ側ブッシュの
状態。最悪のケースの一歩手前、って感じのこの車両。

その最悪のケースとはブッシュがヘタリ過ぎてロアアーム
自身が遊んでしまい(半脱臼みたいな感じ?)取付部を
損傷させてしまいます。
しかも取り付け部はアルミ製。部品代15万超え。。(泣)

この車両はキズのみで曲がり変形等は見られなかったので
とりあえず脱着してアルミ修正を行いました。
(画像参照)

アルミの溶接はかなりの技を必要とする為、いつも
お世話になってる取引先のOサンにご紹介いただき、
素晴らしい技術をお持ちのNTサンの元へ駆け込んで
きました。

新たな「職人」に出会わせて頂き、またまた興奮テンション↑(笑)
いやーいい整備が出来ました。

W220乗りのお客様!上記のような事になる前にぜひぜひ
足廻りの点検を。

ブッシュ交換で済むのにエンジン下のアルミフレーム脱着
まで及んでしまうとたまりません。
再度「点検の重要性」を感じた整備でした。

Fさま、ご入庫ありがとうございました。
S430、気持ちイイ乗り味でご納車したいと思います!

ブッシュ交換!
☆キズの部分もアルミ溶接にて修正済み

取付部に約3mmの深さの円形状のキズが、、、、
これはマズイ!!!!


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誠に申し訳ございません。 修理関する業者様からのお問合せ,お電話でのお問合せにはお答え致しかねます。

ご了承のほど、どうぞよろしくお願い致します
.

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