2010/02/21 <国産車> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、国産車のダイハツハイゼットにて。
エンジン不調の連絡で、40キロ程しか出ないから持っていくとの事でしたが、
次の電話で、乗っていけません…来て下さい!と症状悪化。
早速取りに伺い、エンジン始動。
バスッ・バスッとミスファイヤを起こしていますが、吹き上がりもせず。
何処からともなくバックファイヤが「バンッ!バンッ!」
点検開始~♪
プラグ、ベタベタ。単体点火はしている。
No2が燃焼していない。
インジェクターでは無くキャブレターのため、No2のみってことは…
シリンダーヘッドカバーを開けてみると!
ロッカーアームがポッキリと折れていました。
とりあえずココを治してみないと、他が点検しにくいので第一段階見積。
ロッカーアーム 一本¥1520也~
安っ!
やっぱり軽自動車。純正部品の定価設定もリーズナブルです。
こちらを取替えて、お次は拭き上がりの悪さを点検~♪
無理な圧力で、キャブレター内部でピストンが折れ、
ダイヤフラムが破れて、ガソリンがたっぷり流れていました。
こちらのピストンは結構な金額で、¥11700。
タペット&キャブレターを調整し、オイルとフィルターを取り換えて完了となりました。
エンジン内部は結構コっテコテでしたので、
オイル交換は、こまめに、気(と、お金)を使って上げましょう。
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2010/01/31 <国産車> 修理事例
こんにちは。
工場のかとうです。
今回は、エンジンルームから異音のお知らせ。
「朝エンジン掛けたら、前から変な音がするねん。」
「ベルトですかね?寄ってください」と、お立ち寄り頂きましたら、
ベルトで回っている、ベルト調整テンショナーのベアリングから、結構な音が。
ここのベアリングが壊れると、プーリーと共にベルトが外れ、
パワステは重くなり、バッテリーは上がり、オーバーヒートでエンジンが!
心配なので、そのままお預かりとさせていただきました。
部品を調達しようと、イラストを貰うと…
テンショナーAss‘yのみの供給。
プーリーやテンショナーは生きてる!ので、
お客様に連絡。
「今回の不具合部分だけ直る、お安いコースか、
Ass‘y取替えで、その周りも安心お高めコースか、どちらのコースで?」
と、こっちが修理したい方の、お安いコースをお勧め。
当然答えは、大阪人コースで♪
ベアリングの品番を読み、注文♪
数時間後に届いた小さな箱は、¥730也~♪
取り換えて、外してみると、もう指では回らない状況に!
弊社 〓 Ass‘y付け替えよりも面白い仕事で、工賃利益もアップ♪
お客様 〓 お安く直って良かった♪
--- しかし ---
部品商 〓 高い部品は見積だけで、買うのは安い部品…
メーカー 〓 部品販売利益なし…
なかなかみんなが笑顔になる仕事って、難しい(>_<)
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2009/08/16 <国産車> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
今回は、やってびっくりのオイル交換を。
弊社には入庫の少ないホンダ車です。
以前に電話があり、「宿題を出す」との事。
最近CVTの調子が悪く、発進時に「ガクガク」する。
CVTのオーバーホールとか、ミッション降ろして高価な部品交換をせずに
簡単に安く治る方法を考えておくように! 「???」
手慣れた輸入車なら小細工も思いつく物の、弊社に1台のHONDA…
数日考えていたが、添加剤をほとんど信用していない自分はとりあえずホンダのK氏に相談。
「ほなまず第一段階は、CVTのオイルを抜いて〇チマチックオイルを入れてみ。」
とその〇チマチックオイルも1缶5000円以上と高額!ですがトライ。
まずはCVTオイルを抜き取り。14万キロにしては、きれいな感じです。
ドレンのマグネットに付いていた鉄粉を軍手で拭くとわずかな鉄粉。
そして教えてもらった秘技オイルを注入しようとすると
おっと、入れたアカンって書いてますが、K氏を信じて〇チオイルを注入。
ガソリンみたいな薄いピンクでした。
次に秘技パート2!ストールさせてわざと滑らせて、フリクションを取る!?
「ミッションつぶれんちゃうん…」と思いつつ、ブーン・ブーン
再度オイルの入れ替え。
数分まわしてストールさせると、元より真っ黒のオイルが抜けてきました!
また、新品の魔法のオイルを注入!
オイル量を合わせてイザ、ロードテストに出発!
って、出た瞬間に感動が!
どんなにアクセルに気を使って発進させても「ガクガクガクガク」と
ジャダーが出てましたが、今度は何ともスムーズに発信♪
いろんな乗り方をしたけど、いたって快調♪
オイルを入れ替えて、ストールさせただけで、スタートクラッチを交換したようなスムーズさ!
自信を持って宿題の結果を報告。取りに来て頂き、すぐに感動の連絡が入りました。
添加材はもともと信用していませんが、今回のはほんとびっくりしました。
オイルだけでここまで変わる!?
ちなみに弊社のホンダも発進時にガクガクガク…を思い出し、
捨てるんならと、廃油をいただきました。
が、この削りカスの入ったオイルでは無理かな
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2009/04/19 <国産車> 修理事例
今回はバッテリー交換について。 あまりお乗りになられない、ホンダライフ。
たまに乗ろうと思うと、エンジンが掛からない。これは以前に母親の車に同じ症状がありました。
その時は、容量アップのバッテリーを取り付けることにより、改善されたんで、同じように大きい
バッテリーを取り付けようとすると、入らない!
軽自動車のボディーサイズに、フル装備の車。 エンジンルームも考慮されながら、キチキチに物が
詰まっております。
バッテリーは数センチ長いだけのモノですが、その数センチが…
入れてみると、後ろはABSユニットが邪魔をする。
前側はラジエターの予備タンクが邪魔をする。
上はボンネットが邪魔をする。諦めかけたんですが、なんとかこのバッテリー上がりを改善させたく、
やってみました。
まずはバッテリー取り付け台の加工。
底は低くし、ボンネットとの干渉を逃がし前はラジエターのリザーブタンクぎりぎりまでずらす。
ABSアクチュエーターユニットの位置変更はせず、パイピングの角度を変更して。
入りました♪
最終、ボンネットを立てておくバーが納まらなくなり、いろいろ試行錯誤をしましたが、
いい所が無く、このバーは、バッテリーの上に納めさせてもらいました。
さぁ!これでしばらく乗らなくても、キーをひねるとエンジン始動!を、願っています・・・
2008/12/21 <ベンツ> 修理事例, <国産車> 修理事例
今回は小ネタ集ーーーー
<その1:トヨタ、アバロン>
プルルル ピッ 「あっ、まだあいてる?パンクした!」との事で空気をS.S.さんにいれて貰って
ご来店。
タイヤを見ると、クギの頭の様なモノが。「原因はコレですね、お隣でお買い物している間に
直しておきますよ♪」とその異物を抜き取ると、ながーーーーーーい、お付き合い?
の様な鉄筋が!!!!
なんでこんなに長いモンが!?扁平タイヤだったら、ホイルに損傷が及びそうですね。
<その2:メルセデスベンツ190E(W201)
お次は、「エアコンを付けると鳥がさえずる」、風量に合わせて、1は1羽が「ちゅんちゅん」
2なら2羽が、3なら3羽?4なら「ちゅうり!!」扇風機となるブロワモーターの軸から異音が!
まずは、モーター点検のためにワイパー関係を取り外し。
モーターが出てきたところで、小鳥たちに餌のグリスを(*_*)
餌を上げるとおとなしくなりました♪
<その3:メルセデスベンツCLK200(W208)>
車検のついでにチェンジのカバーを替えといて。りょうかいです!と快諾し、ガレージで軽く
交換♪ と、上のカバーを外しても、取り替えが出来ない!
結局下からシフトリンケージを取り外し、シフトレバーをアッセンブリーを車両から取り外し。
それからひたすら分解!
シフトがバラバラになった所でやっと蛇腹のカバーが交換出来ました。
*しかしココまで分解してやっと交換できるこんな蛇腹のカバーを単品の部品で出してくれる
ところがさっすが!メルセデスですね♪
<その4:ちなみにこれはメルセデスベンツEクラス(W211)、E320ドアミラーのリトラクター
(電動格納)モーター>
コレを単体で出してくれるメーカーもなかなか無いです!部品代は結構高いですが、
良心的なメーカーです!
2008/10/19 <国産車> 修理事例
今回は、ホーン交換にて。
欧州車を初め、たいがいの輸入車には、元々イイ音色のホーンがはじめっから付いてきますが、
日本車の音は…
車検入庫頂きました、N氏のアコードワゴン。
ご要望は、「この、【びーーっ】って言う音が、嫌やから替えて」。
昔はホーンの交換作業が良くありましたが、最近ではめっきり無くなり、久々のご依頼♪
まず、この車両にはリレーが付いているのかな???と、検電テスターを持ってきて、常時プラス
が来ているのかマイナスが来ているのか?… マイナス!と言うことはリレーが付いているので、差
込口を付け替えて本体を取り替えて終了♪
って数分の作業、カンタンドレスアップ?ですが、久々にやると楽しいっす♪
吟味して選んだ音色はコレだ! 1.2.3.
うーん迷惑… 住宅街でのテストはホドホドに##
2007/07/28 <ベンツ> 修理事例, <国産車> 修理事例
直近のエアコン修理事例
やはり暑くなってきたのでエアコン修理が多くなってきました。なんせ効かないのは暑い!
乗ってられない!
なんとかクイック作業で原因発見までできれば、、、、今シーズンも頑張っていきます。
<マツダ・スピアーノ(スズキ・ラパンのOEM車?)>
急にエアコンが効かなくなった!とのTEL。急にっということはガス不足でもなさそう??
とりあえずACコンプレッサー動いていない。
一応、ガス圧チェック。ガスは入ってそう。コンプレッサーまでの電圧は??んん?
4.0V?こりゃおかしい。
各配線確認しますが異常らしき異常はなさそうで。。。リレーを疑い、探す探す。
(慣れてない車種なのでこれがまたわからん)
リレーが並んでるBOXを開け、リレーを順番にデコピン!あるとき「カチン」あ!コンプ
レッサー動き出した!!!
接触不良?どうなんだろうか?その後調子よく作動するエアコン。念のためリレー(\1,750-)
交換。とりあえず再発ナシ。ナイスデコピン。
<96モデル メルセデス・ベンツ E230 W210/エアコンが時々効かない>
時々効かないのか、、、ーこれがまた難しい。常に動いてくれない方がまだ分かりやすい
んですよね、、、
点検しようとしたときには運良くコンプレッサー作動していない!テスターを使用する前に
基本は押さえておこうと各部点検。
ECランプは問題なく切り替えきく。ガス圧チェック!ガスは入ってそうだ。BENZで多いのは
エバポレーター温度センサー。冷媒温度センサーなどなど。
センサー絡みがおおい傾向に。テスター入れてみるか、、、、っと思ったその時偶然、リキッド
タンク付近の冷媒温度センサーのカプラーを触った瞬間、これまた「カチン」おおおおー動き
出したー。ゴッドハンド早川(笑)
偶然か?それともカプラーの接触不良か?とりあえずカプラーに接点復活剤をプシュー!っと
スプレー。様子を見ていただく事に。
2日後、「イヤー完全に直ってますよ!快適です」というお電話が。嬉しいの一言ですねー
(^^)ちなみに2週間たってもOK!完治かなー。
<2001モデル メルセデス・ベンツ E320AVG BRABUS仕様 (W210)>
*ECランプが点灯し、切り替えできずコンプレッサー作動しない。
しかも2回目(TT)前回は冷媒温度センサーが悪いというテスター上の診断で交換しているが、、
とりあえずECリセット実施。ガス圧チェック。んん?ガス少ないヨ。ガス検知器にて隅々まで
ガス漏れチェーック。 なんと室内のAC吹き出し口(ACユニット上)から反応が!!
最悪の事態発生!どうやらエバポレーターからのガス漏れ。ダッシュボード脱着というカナリ
大変な作業をしなくてはいけない。 ご事情を説明し、入庫待ちの状態です。
<2003モデル メルセデス・ベンツ BENZ E320アバンギャルド W211>
*リヤAC吹き出し口がら熱風が!
これは結構多い症状ですね。ブレーキのマスターシリンダー下にある(右H)ヒーター
バルブと呼ばれるバルブが悪さをしている事が大半!
冷たい風を必要としている時は、そのバルブがエンジン熱で暖まった冷却水を塞き止めない
といけないのに塞き止めてくれない!
よって、冷たい風ではなく熱風が出てしまうんですよね。バルブ交換にてクリアー。冷却水も
抜けてしまうので冷却水レベル調整およびウォーターラインエア抜き実施。
モデルによって特性がありますねー。勉強していかねば!
一部ですがご紹介いたしました。同一の症状ありましたらお訊ね下さい。症状だけ同じでも
当然違原因の場合ありますのでまずは点検させて下さいね。