BMW X5 オルタネーター交換

2009/08/09 <BMW> 修理事例


こんにちは。

工場の加藤です。

 

今回は、BMW X5の水冷式オルタネーター(発電機)の取り換えです。

自動車にはどんどん電気製品?が増えていって、

電気の使用料が増えた分、発電量もたくさん必要になってきました。

発電量が増えると、発熱量も増える?んで、

最近は水冷式になってきて、ラジエターの水で冷やす車も出てきました。

今回の BMW X5もそうです。

今回は発電量の不足ではなく、ベアリングの不具合で異音が発生していました。

取り外してみると?

BMW | X5 | オルタネーター | 異音 | 不具合

シンプルな形です。(重たいですが)

お尻は?

BMW | X5 | オルタネーター | 異音 | 不具合

さらにシンプルです!

ここにお水が回ってきて冷やしてくれます。

分解してみると

BMW | X5 | オルタネーター | 異音 | 分解

中身は普通のオルタネーターよりも複雑な造りですね。

ベアリングはと言うと、

BMW | X5 | オルタネーター | 異音 | ベアリング

かなり疲れきっていました。

が、内部の部品はまだまだ使えそうです。

BMW | X5 | オルタネーター | 異音 | 不具合

BMW | X5 | オルタネーター | 異音 | 不具合

このあたりの部品は、通常リビルト品・リンク品と呼ばれる

中身をオーバーホールした再生品で対応するのですが、

この水冷式オルタネーターはまだ安価な再生品が出ていません!

ベアリングを探しても、規格と違い、合いません!

なので、ここら辺が故障されると、結構お財布にイタイです。

お財布に優しい中古でバクチ?か…お財布に厳しい安心の新品?…

機能部品の中古は、ホントに悩みます。

 

走行距離の少ない、程度の良さげな安い中古品が有ったら悩まんで良いんですけどね~。

 

 


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BMW X5 走行異音でトランスファの修理

2009/08/09 <BMW> 修理事例


こんにちは。

工場の加藤です。

 

暑いです!

チームマイナス6%の弊社でも、エアコンOFFって頑張っておりますが、

事務所に入るや否や、「暑っっっ!」と飛び出すお客様・・・

すぐに冷やしますので少々お待ちくださいませm(__)m

 

★試乗会の画像が届きました。

試乗 | ポルシェ | 997 | オープン | カブリオレ

 

 

 

 

 

 

 

車中もエアコンOFFって、エコ!?走り方は、エコじゃあ~りませんが。。。

 

今回は、BMW X5の走行異音の修理について。

走行中に、車の底から「メリメリ」異音…

なかなか何の音か解りませんでした。

大きくメリメリ音が出たり、ほとんど出ずに快適だったり。

タイヤを回転させ、なおかつ車体の負荷をかけていないと音が出ない!

なので、現象再現時にリフトアップさせて、回転させても無音。

同僚にゆっくり車を前進してもらい、

踏みつぶされないに気をつけながら、車の底に頭を突っ込む…

うーん、センターデフ付近やな。

フロントデフとつないでいるシャフト付近にも聞こえるな。

と、原因が特定できず、近所のBMWのディーラーへ持ち込み相談。

帰ってきた見積もりは、センターデフAss`yと周りのシャフト類一式交換で100万以上!

全部買えたら治るやろうけど、そんなん…

と、お客様に時間と分解の承諾を得て、まずは怪しいセンターデフ・トランスファーを分解。

いきなり怪しい部分を発見!

ギアとプレートはハメコミで、リング固定。

そこに遊びが多く、めちゃ音出そう!

機構をじっくり見ながら、「ここにはある程度の遊びが要るのかな?」

いや、きっちり固定されてなアカンハズや!

でも、もし取り替えても治らんかったらその部品代が、もったいない…

まずはこのプレートとギアをきっちり固定させて、音が消えるか?

とりあえずはここからと思いましたが、あの大きな車体を動かす部品。

安易な事は出来ないしと、なかなか良い固定方法が思いつかず、

もう取り替えるつもりで溶接!

 

 

弊社のマフラー穴埋めなどに使っている溶接機では強度が心配なので、

専門職のAさんを訪ねて、しっかりとめてもらいました。

BMW | X5 | トランスファー | センターデフ | 異音修理

 

これで治るか?治ってくれ!と

祈るような思いで組み付け、試乗開始!

治ってる?

ちょっと出た?

やっぱり治ってる?

いや、若干聞こえた??

わからなくなり、同僚と運転交替。

治ってる!いや若干聞こえたような…と、同じ意見。

でもまぁあの嫌なメリメリ音は出ていないので、お客様に乗っていただくことに。

数日乗っていただき、「どうですか?治ってます?」と訊くと、

「たま~に小さい音が出ているような???」と僕たちと同じ意見。

完全に音を止めれたのか?完治したのか?謎ですが、

費用対効果を考えれば、OK!

完治していれば、「大喜び!!!」が、

完治不明な「小喜び」に終わった、微妙な修理でした~↘


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BMW、320ツーリング(E46)、リアゲートガラス修理の続き

2008/12/14 <BMW> 修理事例


前回に引き続き、BMW3シリーズ(E46)、ゲートガラスの配線を。

ガラスの回りに巡っているプリント配線の代替え品を考え、薄っぺらくて通電をと試行錯誤
していましたが、よくよく見ると、薄くなくても問題無し!

ガラスに綺麗にフィットしていないと、ガラスを閉じた時の気密が保てず、雨漏れにならない
か?と思っていましたが配線の通っているガラスの淵は、水の侵入を防ぐ、ウェザーストリップ
で密着させる部分からは、ずれていました!

なら、普通の配線でもOK! でも再修理はいやなんで、頑丈なモノを。

と、工具箱に目をやると、先日分解したオルタネーターが。そこにグリグリ巻いてある線を拝借♪

針金状なので、型もつきやすく仕事がし易い!仮付けして作動確認…OK!
ではこれで♪あまり目のいく所では有りませんが、

(元の見た目)


に、似せるべく、両面テープのブラックをクリアテープで抑えて貼り付け♪


あとは分解していたリヤウィングなどを取り付け、


完成!


よく見ると、荒が目立ちますが…

閉じてしまえば、全く見えず!ゲートガラスだけを開けて、ガラスを拭くとき等によく見れば、
分かっちゃいますが、普段使用時には気に成らない程度に仕上がりました♪

しかし、輸入車の部品の値段は… この円高で、たまには下がってくれないモノでしょうか。

 

 


ジャガー、BMWのリヤゲートガラス開閉不良の修理

2008/12/07 <BMW> 修理事例, <輸入車> 修理事例


今回は、ジャガーやBMWに良くあるリヤゲートガラスです。


ガラスを開けるスイッチを押しても開かない。ゲート本体の開閉は機械式もまだまだ多い
ですが、ゲートガラスは電気式が殆どです。

見たところ、スイッチを押しても効いていない。スイッチか?と取り外してみても、スイッチ
本体は作動OK。



追っていくと、リヤゲートガラスの回りを走っているフィルム配線が、途中で断線!!!






部品は…!! ガラスの交換(@_@) 15万円也? 似たようなフィルム配線で、取り替えようと
同業の電気屋さん、メーター屋さん等に探して貰ったが見つからず・・・メーター屋の社長が
日本橋に行くついでに見に行って貰っても、 見つからず、自作してみようか?



少量ならカンタンに作れるモノの、  ガラスの回り分となると… と、

続きは次週に持ち越しm(__)m


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3シリーズ(E46)、フューエルメーター(ガソリンメーター)誤作動

2008/11/23 <BMW> 修理事例


今回は、ガソリンメーターをば。 デモ車両?は3シリーズ(E46)のBMW320iにて。

ガソリンの残量を示すメーター。 新旧、車種問わず、 ガソリンタンクの中の浮き子がガソリンの
油面に合わせて上下し、その値の抵抗値にてメーターに表します。

筒の中で、浮き子が上下するタイプとトイレのタンクのような、タイプに別れますが今回は後者です。

基本設計は同じですが、最近はガソリンタンクも行き場を失い、後部座席のお尻のしたに左右2分割。

片側だけでも不具合になれば、メーターは誤作動します。


まずは取り外し、浮き子を上下させながら抵抗値を測定。

ゆっくり移動させながら、浮き子と同じように抵抗値が変化すればOK!

何処かで抵抗値に変化が出ればそこが不具合♪そこを入念にチェックします。

「いつもガソリンは1/4位で乗っている」って方はそこら辺ばかりを使って、そこが減ってきます。

又、ガソリン半分位の状態で長期間放置な車両は、そこら辺が錆ています。

 

そこらを入念にチェックすると?


(指が年老いてますがガソリンのセイです!)

細いレコード線の部分に劣化が! 軽傷な時は掃除で復活! しかしガソリンに浸かるため、
接点復活剤は訊かず… 劣化が激しい場合はハンダを少し塗ってやると復活!

輸入車はたまに「えっ!」って金額の部品が有るので復活を目指しますが、
走行中絶えず擦れてますんで、安価な場合は交換をお勧めですね♪

 

 


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BMW740(E38)、オイル漏れ修理、タペットカバー・パッキン交換

2008/10/13 <BMW> 修理事例


今回は、車検時に良くある、消耗品?ネタにて。

■「タペットカバー・パッキン」交換。
■「バルブカバー・ガスケット」取り替え
■「ヘッドカバー・カスケット」…
■「カムカバー…」

色んな言い方が有るんですが、何せエンジンの一番上のカバーのパッキンです。

最近のエンジンの上には色んな物が付いていて、なかなかカバーが外せません…

 

外してみると、

こんなパッキンが、シリンダーヘッドとカバーの間に挟まって、オイル漏れを防いでくれます。


ちなみにカバーを外すと中身は

こんな部品がくるくる回ってオイルをそこら中へまき散らします。

ちなみにこの車両は、外側に漏れだしたのではなく、車検入庫時に点検を進めていくと、
プラグ穴にオイルがどっぷり!プラグの頭までオイルに浸かっていました!

外に漏れ出ているわけでは無いので、お客様は気づかれません…
(いずれはあふれて漏れだして来ますが)

 

#「エンジンの上のカバーからオイルが漏れて来ています。」
*「特にガレージに漏れた形跡はないけどなぁ。」
#「外には出ていませんが、中で漏れて、プラグの穴に溜まってきています。」
*「なかに溜まってるだけやったら、ええんちゃうん?」
#「現状では、外から見えないので、車検には合格します。
このまま放っておくといずれは外に漏れだしますが、
それまでにサプレッサーやイグニッションコイルまでオイルまみれで
痛んでくると、エンジン不調の原因にもなってきます」
*「なんかようわからんけど、アカンねやったらやっといて。」
#「…」

 

って、口ではなかなか説明が難しいですが、そんな連絡がはいれいましたら、こういう事ナンで宜しくです♪


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BMW5シリーズ(E28),イグニッションコイルからオイル漏れ?

2008/03/27 <BMW> 修理事例


今回は、良くある修理のオイル漏れにて。

簡単に分かるはずの、「ボタ漏れ」@下を覗くと、数秒に一回「ポタッ」。

コレならすぐに分かるであろうと、ボンネットオープン!?  ?  ?

エンジンルームの各所がオイルだらけ!!!しかも基本的に漏れの探求には、「上」「前」から広がっていくのですが、一番上の一番前はイグニッションコイル!?

なわけ無いヤロ… でも漏れてるw

すぐに判ると思った物の、あちこちからオイルが出るまま原因がその場で判らず、お預かりに(-_-;)

リフトアップしてみていると、エンジンオイルの目薬ガッ!顔にも身体にも頭にも!下からは見ていられないんで、やはり上からチェック@

と見ているとエンジンハーネスのつなぎ目と言うつなぎ目からポタポタ…ッッッッッッッ!!!

となれば原因はオイルプレッシャースイッチ!

って言うのは、エンジン内部を潤滑しているオイルの圧力を測る物もので、オイルが無くなってきたりしたら圧力の低下をドライバーへインジケーターランプによってお知らせするセンサーです。

このスイッチの内部のギボシ端子からオイル漏れ。

スイッチには水、埃の進入を防ぐためにラバーブーツが被っていて、密閉されています。
本来、水分等の進入による錆=>接触不良を防ぐ為ですが、中から漏れたオイルもそこから外に出れず!外に漏れ出せ無いため、配線のカバーの中を通り、エンジンハーネスカバーのトンネル内をひたすら突き進む!

で、つなぎ目となるところから、ポタポタ…そのハーネスに一体となっている、点火系の方にも突き進み、イグニッションコイルにまで、瀧登り====<=<Iそこで配線の先からオイルが解放@@

オイルプレッシャースイッチを取り替えれば、修理完了@ とはイカず…ひたすらオイルの洗浄!
エンジンハーネスカバーのトンネルの中!各、電装部品とそのカバー内!なんとフレームの中にもたっぷりとオイルが!洗っても洗っても時間が経つと、黒い涙が(T_T)

水分進入防止の為の完全密閉ですが、中からの漏れが出ると、なかなか厄介でした@


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誠に申し訳ございません。 修理関する業者様からのお問合せ,お電話でのお問合せにはお答え致しかねます。

ご了承のほど、どうぞよろしくお願い致します
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