2009/12/17
ベントレーコンチネンタルがグリーン認証取得
ベントレーは、9月に発表された“コンチネンタル スーパースポーツ”やその他の
コンチネンタルシリーズが、高いリサイクルを実現したモデルに与えられるグリーン
認証を取得したことを発表した。
コンチネンタル スーパースポーツは、今年3月のジュネーブショーでお披露目され、
話題になったモデル。エンジンはW12気筒ツインターボを搭載し、最高出力630ps、
最大トルク81.6kg-mを発生。最高速は329km/hに達する。
性能も史上最強だが、このクルマの特徴は速いだけにとどまらない。歴代最強を
誇るこのエンジンは、ベントレー史上はじめてバイオフューエルに対応。
燃料は、E85(エタノール85%、ガソリン15%)とガソリンをあらゆる混合比で使用
することが可能なのだ。
また車体は、カーボンセラミックやカーボンファイバーを多用するなどの大幅な軽量
化が施され、ベースとなったGTスピードより110kgも軽く仕上がっている。
さらに今回、コンチネンタルシリーズはリサイクル率85%を実現し、グリーン認証を
取得。資源の無駄使いを減らす企業の取り組みが認められた。
高性能を実現しながら、同時に環境にも配慮したベントレー コンチネンタル スー
パースポーツ。このクルマの登場は、90年の歴史をもつ高級車ブランドの歴史に、
新たな1ページを加えることになるだろう。
(朝日新聞)