5代目 ”VW Golf” 発表

2004/06/13 植田 茂夫


皆さん、おはようございます。
毎日曜日担当をしていて、「今日は快晴です」と書いた記憶があまりないのですが
久しぶりに、本日快晴!! ゴルフ日和!!

今月「フォルクスワーゲン ゴルフ」が、フルモデルチェンジを行い5代目が発表されました。
今回はボディはもとより、エンジン(FSI)・ミッション(6A/T)・足回り(マルチリンク)
に至るまで全て新しくなったようで本当にフルモデルチェンジをしたという感じがします。

初代から数えて30年目で5代目が発表となったわけですが、
その間どんどん大きく、高級、高価になり、今回の全幅1760mmと言えば、
現行の BMW3シリーズ・BenzCクラスより大きくなり、昔から言われていた
”世界の大衆車の指標”とは程遠くなってしまいました。
(初代ゴルフの全幅はルポより狭い1620mm)

VWって輸入車に興味を持つ人は必ず通る道で、以前この日記の中でも豊中の安田店長が
ビートルに乗っていた事について触れていました。
私の周りでもゴルフは「若いころに乗っていた」とか、「学生時代欲しかった」という声をよく聞きます。

小さいながらも居住空間は充分にあり、シンプルにして頑丈で安全、しかも高速の安定性抜群。

私も80年式のシロッコに乗ったときに、ひじょうに合理的で「これがドイツの工業製品か」と、
感心しました。当時の日本車とは考え方にかなりの開きがあったように思います。

89年には念願の「GTI」に乗りました。当時、Golf=「GTI」、「GTI」と言えばGolf
と言われるほどの憧れで、仕事を終えた後、嬉しくて夜通し滋賀や京都まで走りに行っていました。
懐かしい思い出ですが、この時期にドイツ車の良さを身をもって堪能できた事が、
今この仕事をしていて本当に役に立っております。

その後あのNHKが、Golfと日本を代表する大衆車の安全比較テストを
ドキュメンタリーで放送した際の内容は、なかなかすごいものがありました。
安全面にかける本体コストの差、それとそこにかける研究費及び対策費の差。
自動車大国ドイツの安全に対する考え方がはっきりでていました。

当時Golfはヤナセが販売していたのですが、「放送後、販売台数が伸びた」
と言っていたのを憶えています。

Golf誕生から30年が経過し、自動車の世界もグローバルスタンダードがさけばれ、
「最近、日・独・仏・伊どの国の車も、特に小型車はよく似てきた」といわれていますが、
ドイツ車と日本車の物作りの基本コンセプトの違いはなんら変わっていません。

ドイツ車が一番だとは思いませんが、Golfに乗るとドイツの物作りが良くわかります。

一度ご一緒に試乗をしてみませんか。
ご興味のある方、ご一報ください。
植田茂夫でした


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