しあわせは、、
2004/09/04 氏田 耕吉
私は新聞のコラム、いわゆる囲み記事を読むのが好きです。
短い文章にその人の言いたい事が凝縮されているからです。
以前、本当にずっと前ですが、作家の宇野千代さんのコラムが
目に止まったことが有ります。
要旨は
「毎朝同じ場所で同じ物を食べている。
しかしその日によってすごくおいしい、と感じる日と、
おいしくない日がある。
もちろん、気候や食材に原因があるのかも知れない。
しかし、おおむね原因は自分に有る。
不摂生な体調管理であったり、
自分のその時の心の持ちように有る。」
というものでした。
なるほど、全く同感と思った次第です。
私は社会人になって以来、「仕事が大好き」でいつも
「しあわせ者」と思っています。
またそれを公言してはばかりません。
起きている大部分の時間を「仕事」で過ごす我々にとって、
「その仕事が好き」、で
「好きな事をして時間をすごせる」、のは
「しあわせ者」でしょう。
でもこれって、「本当?」と思ってしまうほど、
辛い時も大変多いです。
だけど、あえて「仕事が好き」、「仕事を好きになってしまう」と、
好きな事ですごす時間が増えて、
「しあわせ者」になっていける。
(こわいですが、逆もまた、真なり。)
こんな事にやっと気づいた次第です。
「しあわせは いつも 自分のこころが きめる 」 (相田みつを)
が大好きな氏田耕吉の告白でした。