イチロー新記録達成!
2004/10/03 植田 茂夫
皆さんおはようございます。
やっぱり。。。そうです、
本日はやっぱりイチロー選手の話になりました。
しかし、記録の話はさんざん取り上げられているので
小学6年の鈴木一郎君の書いた作文を原文のまま載せたいと思います。
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「夢を実現する」 鈴木一郎
僕の夢は一流のプロ野球の選手になることです。
そのためには中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには練習が必要です。
僕は三歳の時から練習を始めています。
三歳から七歳までは半年くらいやっていましたが、
三年生のときから今までは365日中360日は激しい練習をやっています。
だから、一週間で友達と遊べる時間は5、6時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
そして、その球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。
ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です。
僕が自信のあるのは投手か打撃です。
去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。
そして、ほとんどの選手をみてきましたが自分が大会ナンバーワン選手と確信でき、
打撃では県大会四試合のうちホームラン3本打ちました。
そして全体を通した打率は五割八分三厘でした。
このように自分でも納得のいく成績でした。
そして、僕たちは一年間負け知らずで野球が出来ました。
だから、この調子でこれからも頑張ります。
そして、僕が一流選手になって試合にでられるようになったら、
お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢のひとつです。
とにかく一番大きな夢は野球選手になることです。
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皆さん、いかがですか。小学5年の息子を持つ父親としては、本当に驚きです。
たかだか11~12才の子供が、既に超一流になるべく志を持って、
自己を判断し、しっかりと自分の将来設計を立てています。
同じ夢でも、理想や単なる憧れではなく、そこには歩むための夢が書かれています。
「子供らしくない」と、いえなくもないのでしょうが、しかしこの文章を書けたイチロー選手が、
今、世界一と言われるバットマンになったのです。
五輪競泳男子平泳ぎ、金メダリスト北島康介選手のインタビュー、
サッカーセリエA 中田英寿選手の高校時代のインタビュー、
単身NBAに乗り込んだ 田臥勇太選手の能代工時代のインタビュー、
等を聞いていると、イチロー選手を含め
日本一にあきたらず世界に挑戦する選手達はどこか似ているように思います。
良い意味で自己中心的で、喜怒哀楽を表に出さず、クラブや会社、チーム等の
ブランドにぶら下がらず、ただ己の力を試すために世界に挑戦する。
これからの超一流選手の条件は、日本人という枠組みではなく
世界人でなければならないようです。
イチロー選手いわく、「野球は職業ではなく人生」だそうです。
ん~~~何か今の社会に似ていたりして。。。
こてこての日本人、植田茂夫でした。