やわらか頭で、柔軟に

2007/06/10 植田 茂夫


みなさん、おはようございます。

ふと気が付けば今年も半分が過ぎようとしています。
これだけピッチが早いと、現実の世界もドッグイヤー
になってきたのかなぁ?なんて錯覚してしまいます。

子供たちを見習って、やわらか頭にならなければ、、、

ドキュメントにっぽんの現場 「町工場ドリルガールズ」
何気なくつけた番組でしたが、なかなか面白い話でした。

世界中が欲しがる技術を持ちながら、国内では3Kと呼ばれ、
若者に人気がなく、後継者不足にあえぐ“日本のものづくり”
をテーマに、東京は蒲田の町工場に、近くの女子高ギャル達が
集まりだした

 
高卒男子が集まらず困っていた社長のもとへ、ものづくりに
興味があるという女子高ギャルが入ったのが9年前のこと。
試しに採用したところ、熟練工の心配をよそに油まみれの
世界に熱中しだし、その後バレーボール部やバスケット部の
後輩たちが毎年入社、現在女子6名が在籍。

彼女達の目標は、百分の一ミリの精度で金属を削る60代の
ベテラン職人たちで、日々高い技術の習得に励んでいました。

やわらか頭が少しずつ会社を変えたのです。

最近よく耳にする、ダーウィンの「進化論」に

  『強い種が生き残るのではない、
  賢い種が生き残るのではない、
  変化する種だけが生き残るのだ』

という一節がありますが、

まさに社長や熟練工が生き残るのではなく、
いまどきの女子高生が実は社会の変化に一番順応でき、
「進化論」の言葉どおりなら、将来の日本を変えるのは
彼女たちかもしれない。

なんて真剣に思った、植田茂夫でした。
 
             それでは又来週。

       


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