子供の頃の思い出2 「自転車」

2008/02/23 氏田 耕吉 (毎週金曜日)


先週の土曜日に子供の頃の「思い出1」として

ブログアップさせたところ、親しい友人から、

「あれは一体何や?」と言われてしまいました。

 

 

そう言われて読み返してみると、確かにおかしい??

何を書きたかったのか?自分でも判らなくなってきました。

 

 

そこで、今週はその続きで、自転車についてもう少し書きます。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

そんな、体の弱い自分でしたが、何故か自転車は好きでした。

 

初めて買った子供用の自転車も水中で走らせたり、

改造しまくってるうちにボロボロになってきてました。

 

そこでオヤジさんに「大きな自転車が欲しい」とねだりました。

 

 

すると、すんなりOKでした。??

でも最初に買ってくれたのが、お世辞にもカッコよくない

運搬車風の物で仕事兼用でした。確かに漕ぎ易いし早いのですが

どうにも小学生の乗るような代物ではなかったですね。

 

 

そこで更に頼み込んで、自分で改造するのを条件にOKをもらいました。

 

 

私的には当時の最先端、ドロップハンドルのついた、

スポーティな物を想像してたわけです。

 

 

ところが連れて行かれたのが、阿倍野○場前に有った、

何かチョット雰囲気の違う自転車屋さんでした。

 

そこは盗難車上がりか、はたまた自転車のスクラップ置き場のような

所で、

勝手に選ぶような場所です。

 

 

そこでも私のオヤジさんが見つけ出してきたのはやっぱり、

がっちりした運搬車でした。

 

「これ?」と言う間も無く、

その自転車に合うタイヤとチュウブを各2本、

そして新品のチェーンも買ってくれました。

 

後は自分で改造です。

 

帰って来て早速分解にかかります。

 

教えられながら、聞きながらの連続です。

 

まずは前後の車輪から古いタイヤを外して

スポークを調整しながら、リムのセンタ出しをします。

それが出来上がると次に新品のチューブとタイヤを着けます。

 

 

そして、どこから出てきたのか、リヤータイヤの歯車(スプロケ)は

普通のように逆回転で空回りする物でなく、

「踏み切りタイプ」と言う直結式に替えます。

 

これは何でも競輪選手が使う物だったそうです。

 

 

ドロップハンドルにしたいので、

ハンドルを外してパイプだけにして中に砂を拾ってきて詰め込んで、

アセチレンであぶってゆっくり、ゆっくり曲げていきます。

 

しかしこれは上手くはいかず、

結局はただ左右のグリップが下がっただけのものになりました。

 

更にはもともとそのハンドルにはブレーキのレバーが

棒状に付いてた跡が全体に残ったままですから

何とも言えないカッコ悪いハンドルに成りました。

 

 

そして、その外したブレーキに代わる物こそが

さっきの踏み切り式のリヤのスプロケです。

止めたい時にはぺタルを逆回転、つまり後に向けて回すのですが

子供の脚力では自転車は止まりきりません。

 

最悪は物に当てて止めるしかないのです。

何回も当ってますが、はっきり覚えてるだけでも、

ふとん屋さんの戸をぶち破ったのと、

建材屋さんのトラックの側面に激突が有ります。

 

 

更には競輪のようにゼッケンを真似て

砂糖の丸缶の蓋を前に付けていました。

 

しばらくはよかったのですがさすがに中学に入る頃には

恥ずかしくて暗くなってから

一人でこっそり走り回ってました。

 

 

そして圧巻は自転車の発電機からの配線を改造して、

リムの端(タイヤの耳の所)に電球を付けて走り出すと

それが回りながら、光るようにまでしてたのです。

これは見てる人からの驚きが自分の自慢でしたね。

 

 

今思い出しても一人うすら笑いするくらいの楽しさです。

  

しかしそれにしても、

またまた一人よがりでさっぱりわからない

思い出話になってしまいました。

 

でももう一時間以上、下書きをしてますので、

今日は取りあえず、アップさせてください。

 

 

また訳の判らないブログになった氏田耕吉の昔々の思い出話でした。

      


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