「冬なか冬はじめ」
2008/12/22 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
この暖かさと、めまぐるしい経済状況では
季節感もなくなりますが、「冬至」です。
北極では太陽が昇らず、
南極では太陽が沈まず、
1年で最も昼間の時間が短い日です。
理屈では一番冬の底であって、
今から少しずつ春に向かうはずなのですが、
「冬至冬なか冬はじめ」の言葉どおり、
一日、一日、日は長くはなるものの、
実はこれからが冬本番。
そこで寒い冬を無事に過ごし、
新しい年を迎えるための昔ながらの知恵が、
冬至の七種。
「ん」の二つ付く、なんきん・れんこん・
きんかん・にんじん・ぎんなん・かんてん・
うんどんを食べて、柚子風呂に入る。
どれも体が温まり、風邪を引かないと
言い伝えられています。
今、日本を含め、世界の景気も冬至、、、
業績はどこまで下がるか分からない
と連日のように伝えていますが、
景気だけは「冬なか冬はじめ」ではなく、
そろそろ「冬なか冬終い」であってほしいものです。
それでは又来週、植田茂夫でした。
まさに冬のネコ、、、