“ドバイがヤバイ!” という話
2009/02/16 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
先日、ニュースでやっていましたが、
アラブ首長国連邦の “ドバイがヤバイ!” らしいです。
1年前まで豊かな原油資源のおかげで、
世界一の高さを目指すブルジュ・ドバイの建設や
ベッカムが購入し話題となった高級リゾートホテルなど、
世界中のセレブが注目していたドバイ。
昨今の金融危機の影響で、これらのセレブが激減。
投資をしていた海外資本の会社は撤退。
そんな中、税金を優遇され裕福な生活をしていた外国人の
所有する高級自家用車が、キーのついたまま空港近辺に乗り捨てられ
「夜逃げ」同然で海外に逃亡しているそうで、
ロールスロイスやポルシェ、BMWにBENZなど、
その数、数カ月で三千台以上。
1台1000万円で、な、な、なんと、300億円!!!
車内には限度額を超えて使ったクレジットカードや、
踏み倒しを謝ったメモなどが見つかっており、
イスラム圏のドバイでは債務不履行に厳格で、
小切手の不渡りで収監される例もあることから、
国外に脱出した、といわれています。
昔から 「栄枯盛衰は世の習い」 といいますが、
わずか1年でここまで変わると政策の取る間も
なかったのではないでしょうか。
それにしても、この3000台、どうなるのでしょうね?
巡り巡って、来年当たり日本へ、、、なんてことになるかもですね。
それではまた来週、植田茂夫でした。