原様、参りました
2009/11/23 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
一昨日体調を崩し、久しぶりに会社を休みました。
そろそろ体の管理にも気を配らなければならないようです。
メールをいただいた方、御心配をおかけしました。
ところが、丸一日、14~15時間も寝続けたら寒気も取れてすっきり回復!
“まだまだいけるな”と一人納得していました。
さて、前々から書いているとおり、
ON(王・長嶋)に憧れた自分にとって、
現役時代の原辰徳選手のなんとも言えない上品さが後を引きずり、
その後、監督としての実績は認めるものの
惚れ込むまでには至りませんでした。
ところが今年を振り返ってみると、
3月のWBCで日本代表監督として世界一になるわ、
巨人軍監督としてセ・リーグ3連覇を成し遂げるわ、
日本シリーズでは7年ぶりの日本一に輝くわ、
最後の日韓クラブチャンピオンシップにも勝利するわ、
で、4冠を手中に収め、さすがにこれには脱帽。
「原様、参りました」
そして一年間、夢をおおきに~
もう、誰もが認める「名将」です。
正力松太郎賞の受賞も当然です。
こうなると、原監督お得意の“グータッチ”、
普通はベンチに帰ってくる選手にハイタッチとなるところですが、
「ハイタッチだと、適当に手を出すだけで流れ作業になるけれど、
グータッチだと目線を合わせてしっかりやらないと出来ない」
という言葉にもグッと重みが増し、
「なるほど、原様のおっしゃるとおり」
となってしまうから不思議です。
やっぱり人に認められるということは大切ですね。
実績に支えられた人の言葉の重み、
機会があれば講演を聞いてみたいと思います。
それでは又来週、植田茂夫でした。
京都の紅葉 21年11月
岩倉 実相院
高雄 神護寺