窒素ガスをタイヤに入れると、、、。
2010/01/16 安田 和弘
昨年から当社ではタイヤに空気の代わりに
窒素ガスを入れる装置が導入されております。
以前から窒素ガスを入れる話は聞いていたのですが、
自動車のケミカル業界(?)は昔から
眉毛に唾をいっぱい付けないといけない???な
商品も多く、実際はどうなのか?といつも思っておりました。
昨年後半に自家用車のタイヤを新品に交換しました。(ピレリーP7)
暫くは普通の空気を規定量入れてずっと走っておりました。
以前ここに書いたように
『一本のタイヤが地面と接している面積はハガキ約一枚分。
ダブルウイッシュボーンなどという昔はレーシングカーにしか
採用されていなかった複雑な足回りも、いかにハガキ4枚の設置面
をそれ以下にならないようにするかを考えての事ですし、
500馬力!!なんていう脅威の馬力もいかにハガキ4枚の設置面に
力を与えるか、、、。
言い換えれば、自動車の技術はいかにハガキ4枚をコントロール
するかの為にあるということでしょうか。』
(以前のブログより。(→http://ujita.co.jp/blog-yasuda/page/2/ )
という事を毎日実感しておりました。
で、タイヤのエアーを窒素ガスに交換。
一番違いが解ったのは朝一番に走り出した直後でした。
一晩車庫に置いた車のタイヤは冷えており、空気圧も下がって
います。暫く走るとタイヤが温まり、空気圧が上がってきます。
しかし窒素ガスは温度による膨張がほとんど無いので朝一で
タイヤが冷えていようと、高速を暫く走ろうと、乗り心地の
変化を殆ど感じる事が無くなりました。
『“ハガキ4枚分”の接地面を常に一定に保ってくれている。
ので、タイヤの性能を常に良い状態にキープ出来る。』
それが窒素ガスを入れる最大のメリットであろうと
思います。
足回りがしっかりしている欧州車にお乗りの方、
特におすすめです。
豊中店、本社サービス工場にて随時受け賜わって
おります。
豊中店の安田でした。
↓「N2」マークが窒素ガス充填タイヤの証!