小さな(?)日本地図。
2011/05/21 安田 和弘
こんにちは。豊中店の安田です。
先日私の昔からのお客様のご紹介で
ある女性と商談をさせて頂きました。
(ご紹介頂いたKさん、そしてこの度ご契約頂きました
Fさん。有難う御座いました。ご納車までいま暫く
お待ちください。今後とも、宜しくお願いいたします。)
今のお住まいは大阪では無いのですが、以前お仕事の
都合で北摂にお住まいだったことがあるそうで
豊中店付近が久しぶりで懐かしいとのことでした。
当時のお仕事は旅客機のキャビンアテンダント。
伊丹空港の近くということで住まいが北摂に。
戦後唯一の国産旅客機の名機中の名機、「YS11」にも
搭乗されていたことがあったそうです。
「YS11」の開発ストーリーや名機と言われる
所以については長くなるので先の回に譲りますが、
実は私、実機のプロペラの先とエンジンのベアリング
を所有しております。(なんでやねん!)
それはさておき、当時の楽しい話を
色々と聞かせて頂きました。
数十年前に初めて伊丹空港から飛行機に
乗ったとき、離陸後すぐに”池に囲まれた日本地図のミニチュア”
を見たことがあることを思い出し、話を向けると
Fさんも見たことがあるものの、「あれはなんだったんでしょうね?」
との事。
話はそこで終わったのですが、夜にふっと気になり
調べてみました。
これです↓
池の名前は「昆陽池」。西暦731年(!)に当時の僧、
行基が農業用の溜池として作った池だそうです。
1968年に公園化した際に池の中に日本地図の
形をした人口の島を作ったとのこと。
(伊丹空港から飛び立った飛行機の窓からその姿を
望めるように。。。)
今から1300年前に農業用水用の池を作り、
戦後の焼け野原の中から自国製の旅客機を作り、
その旅客機に乗り、空から見えるように1300年前の
池に遊び心で人口の島を作ってしまう。。。。
先達は凄いですね。日本人は凄い。
東の地も思ったより早く、必ず復興する。そんな気がします。