ドライ?冷房?
2011/06/11 安田 和弘
いよいよ蒸し暑い季節がやってきました。
炎天下に停めておいた車に乗り込むと
一気に汗が噴出して、「クーラー!クーラー!」
温度設定”最冷”風力”最強”にセットして
それでも中々車室内は涼しくならず。。。。。
何十年か前のカーグラフィック誌に
「いかに車室内を早く涼しくするか?」
という記事が載っておりました。
色々とテストした結果は。。。
・まず窓を前後とも全開に。
・数分走った後に窓を閉め。
・ここで温度設定を最冷、ファンを最強に。
そして内気循環。
どんなに外気が熱せられていてもこれが
一番早いそうです。是非お試し下さい。
それと以外とお使いじゃない方の多い
フロントガラスの日よけですが、
想像以上に効果があります。車室内の
温度の上がり方が全く違います。
話は変りますが、自宅や職場のエアコンには
「冷房」と「ドライ」のボタンがありますが、
そもそも「ドライ」ってなに?という
疑問をずっと持っておりました。
電気代にはどちらが有利なのか?
色々と調べてみると、部屋の状況などによっても
多少違うようですが、そもそも「ドライ」には
2種類の方式があるようです。
一つは「冷房」の弱のような動きを繰り返すタイプ。
温度はあまり下げずに除湿効果を狙う方式。
古いタイプのエアコンはこれだそうです。
もう一つは除湿効果を最大に発揮するように
エアコンが動くタイプ。
最大にコンプレッサーを動かし、一気に除湿、
冷えないようにヒーターも動かし(!)
温度は上がらないように動いているとのこと。
新しいエアコンはこのタイプが殆どだそうです。
古いタイプのエアコンは「冷房」より「ドライ」が
消費電力が少なく、新しいタイプのエアコンは「ドライ」
より「冷房」の方が消費電力が少ないそうです。
さらに新しいタイプにはついている「自動」は
更に消費電力を抑えることが出来るそうです。
因みに、朝つけたエアコンを節約の為につけたり
消したりするのも実は節約になっていない場合が
多いそうです。エアコンは電源入れて安定するまでの
間の消費電力が多く、たまに消すならつけっぱなしの
方が電気は食わないそうです。
「自動」で設定温度をなるべく上げる。
扇風機併用で部屋の空気を循環させる。
今年やっとエアコンを付け替えた我が家では
これでいくつもりです。