歴史ある”落書き”(?)

2012/01/14 安田 和弘


皆さんこんにちは。豊中店の安田です。

以前、このブログで脱獄モノの映画が好きな
話を書きました。

スティーブンキングの短編小説を原作に
フランク・ダラボン監督が初のメガホンを振るった
1994年公開の「ショーシャンクの空に」を
今でもタマに見たくなります。

先日も用事をしながらDVDを再生しっぱなしに
しているとあるシーンが気になりました。

終身刑の老受刑者が突然の恩赦で塀の外へ。
しかし何十年ぶりに社会復帰するも時代の
変化についていけず、自ら命を絶つシーン
なのですが、ロープを掛けた梁にナイフで
「BROOKS WAS HERE」と文字を彫りこみます。

確か字幕では「ブルックスここにありき。」
となっていたと思いますが、調べてみると
このフレーズの元ネタは
「KILROY WAS HERE」(キルロイ参上!)
という有名な落書きであることが解りました。

鼻の長い人物が塀の向こうから此方を覗いている
絵とセットで書かれており、起源は諸説あるものの、誰が書き出したかはハッキリしないそうです。

第2次大戦の頃には世界中各地で見られたとの事。


・自由の女神像の持っている松明にもこの落書きがある。

・ポツダム会議にのぞんだスターリンが会議前にトイレで
この落書きを見て、用を足した後、補佐官に「キルロイって誰だ?」
と聞いた。

・パリの下水道とか中国の盧溝橋にもこの落書きがある。

・ETC,ETC

世界中で見られる起源の解らない同様な落書き。
面白いですね。

どうでも良い話。失礼致しました。

 

 


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