気になったふたつの話
2004/10/31 植田 茂夫
皆さんおはようございます。
少しずつ冬の足音が近づいてきたようですね。
体調管理には気をつけましょう。
今日は先日聞いた気になる話をふたつ。
皆さんの周りに、よく「忙しい」と言う言葉を使う人はいませんか。
私の周りにもいますし、かく言う私も無意識のうちによく使っています。
「忙しかったのでメールの返事が遅れました」
「少し取り込んでおりますので後ほど・・・」
「本日は忙しいので、明日改めて・・・」 等々、
この「忙しい」という言葉の裏には、
「今、私にはあなたのために使う時間がありません」
「自分にはもう少し大切なことがあるのです」
「あなたの用件は急ぐ事ではないでしょう」という事になります。
人は優先順位をもって行動をします。が、万が一
「大事な人」に向かって「忙しい」と言う言葉を使ってしまい、
後悔する位なら、いっそ「忙しい」という言葉は使わない方が良いというのです。
「ん~~~、なるほど、、納得。『忙しい』は使わないようにしよう」
もうひとつ、
NHKのイチロー選手へのインタビューの中で、
彼は「今回のこの結果は全て必然の上に成り立っている」
「あるべきプロセスを手を抜かず、ひとつずつ積み上げていけば自ずと結果は出る。
プロセスと結果について自分は4つのパターンにあてはめて考えている」
といっています。
①プロセスが良くて結果もいい・・・良いパターン。いかにこれを維持するか
②プロセスが良くて結果がよくない・・・良いパターン。いずれ結果はついてくる
③プロセスが悪く結果がよい・・・悪いパターン。たまたまであることを自らに誡め、
プロセスの改善努力を行なう
④プロセスが悪くて結果も悪い・・・良いパターン。将来の可能性がある
「ん~~~、なるほど、④→②→①か」
あたりまえの事に気が付いた、植田茂夫でした。