漂流。

2014/06/04 安田 和弘


みなさんこんにちは。

暑くなったり雨になったりで我が家の息子も
風邪をひいており、私も少しうつされたりしております。
季節の変化に体が慣れるまで少しの間ですが、
体調管理に気をつけたいと思います。
先日、アマゾンの中古書籍で廃刊になっているため
今は新書では手に入らない「たった一人の生還」という
本を手に入れました。
年末に日本からグアムを目指すヨットレース中に転覆し、
7人の内一人が転覆直後に亡くなり、救命ゴムボートに
6人が乗り移ったものの救難信号機や食料、水等を
ほとんど喪失したままビスケット数枚と水500CCのみで
27日間海を漂い、奇跡的にお一人だけ生還された方が
書いた話でした。
日々の生活の中で体力的にも精神的にも落ち込んだり
することがあるのですが、こういう話を読むと”たいしたことじゃない”
と頑張れたりします。
今は続けて漂流物(?)、吉村昭の「島抜け」を読んでいますが
こちらも江戸時代の大阪の講釈師が種子島に島流しの刑にあい、
丸木舟で仲間と漂い中国に流れ着いてその後日本に戻ってくる
話です。
人間の能力というものは物凄いものだといまさらながらに
思い返している豊中店の安田でした。

 

 


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