「北京オリンピック」を目前におもうこと

2008/01/20 植田 茂夫


みなさん、おはようございます。
今年は、世界の祭典「オリンピックイヤー」です。

ところが開催国中国の大気汚染や、食事への衛生面、
人権問題などに対し、今もって参加へのボイコット運動も
盛んなようで、開幕を前に隣国の日本で合宿を希望する国が多く、
すでに20カ国が手を上げ、8カ国が決定したようです。

ちなみに大阪市は英国の水泳チームが来るようで、
他にはフィンランドのボート競技と陸上競技が香川県の丸亀市で、
アイルランドは松江市、スウェーデンに至っては、
19競技150人が福岡市を合宿地に決めており、
ほかにもドイツの陸上競技は北海道士別市、水泳は熊本市、
アメリカのカヌーは石川県小松市に内定しています。

さらに希望している国が、ポーランド、イタリア、チェコ、スペイン、
ブラジル、ギリシャ、オランダ、カナダ、 フィンランド、フランス、
ベルギー、ニュージーランド、スロバキア、オーストラリア等々で、
本番が近づくとその数はさらに増えそうだといわれています。

日本の環境や衛生面、さらには日本人の親切さが評価されての結果で、
実際にこれだけの国が開催国の北京ではなく日本で合宿をする
ということになれば経済効果も相当なものでしょう。

しかし、選手は競技のときだけ中国に渡り、後は日本に滞在。
開会式や閉会式に出ることもなく、自分達の競技が終わり
日本観光が済めば、さっさと帰国するなんてことになると、
開催国の中国としてはいかがなものでしょうか。

今のオリンピックは、世界を相手に大きなお金が動くイベントであり、
いろいろな利権が絡むといわれますが、このような開催のしかたで
本当に良いのか疑問を感じました。

      それでは又来週、植田茂夫でした。


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