山陰地方を思い出す
2008/02/10 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
昨日は大阪市内も雪景色の一日となりました。
といっても北の国のような、青空と白い雪というよりは、
どんよりとした曇天の一日で、その空を見ていると
冬の山陰地方を思い出しました。
この時期の国道9号線を福知山から鳥取へと向かう山間部は、
おおむねこのようなどんよりとした冬の景色が続きます。
そこから沿岸部を西へ向かうと、その重い空気に加え
日本海の寒風が肌を刺します。
毎日が”耐え忍ぶ”という感のある、冬の山陰を見ていると、
この地方を「山」の「陰」とはよく言ったもので、
以前、鳥取の同業の方に聞いたことがありますが、
「冬の時期は車を買いに来る人などほとんどなく、
仕事といえばもっぱら車に積もった雪をおろすだけです。」
と、これも”耐え忍ぶ”です。
そう思うと久しぶりの雪に一喜一憂する我々は幸せですね。
それでは又来週、植田茂夫でした。