古い、、、。

2009/06/06 安田 和弘


 

「和弘。ちょっとゴメンやけど物置の中から和装の草履探してくれへん?」

と甥っ子の結婚式直前、実家に帰ると突然母親からの依頼が、、

 

親父を亡くしてからめっきり親孝行の(?)私は「よっしゃ。まかしとき!」と

物置の荷物を出したり入れたり煤まみれ。

 

なんでも捨てれず置いておく癖はやはり遺伝であったのか?と実感出来る

ほど、なんやかんやとイロイロな物が出てきます。

 

実家は昭和30年代前半に私の祖父が建てた日本家屋なのですが、

めったに物置の奥を見る機会はありませんでした。

 

古い下駄とか、夥しい数の写真、古いカメラ、見たこともないようなSONY製の大きな

オープンリールのテープレコーダーとか(三味線やってた祖母が練習用に使ったのでしょうか?)

 

フィルムが縮んでしまって、恐らく再生不可能であろう8ミリのフィルムなどもありました。

(紙の箱には亡き父親の字で”オンボロ車、東へ行く。”とタイトルが、、。昭和30年代に

ダットサンで出来たばかりの阪奈道路が登れずに、車から降りて皆で押したという話を聞いたことが

あります。恐らくその時の映像なのでしょう。是非見てみたいものです。)

 

結局、母親の希望の草履は出てきませんでしたが、ある箱を開けてみると(これが結構怖いのです(笑))

古いお金が沢山入っておりました。(貨紙幣が変わるたびに記念に置いておいたのでしょう。)

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「丁度学校の社会の授業で古いお金の話やってるねん!貸してくれへんかなぁ。」と

横で見ていた今年小6の娘。

 

(これは借金することになるのかな?”初めてのおつかい”ならぬ”始めての借金”?、、。)

などと訳のわからない事を思いながら、ちゃんと返すのを条件に借りることにしました。

 

この古い硬貨や紙幣はドコでいつ作られ、どんな売り買いを繰り返し

そして何十年もここに眠っていたのか?思いを馳せるとナカナカに感慨深いものが

ありました。

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↑ 100円もこんなお札ならなんだかタイソウで値打ちあります。

 

当社在庫車にも現在少し古い車が何台か御座います。

街を走る車が全て電気で動き出すのもそんなに遠い

将来じゃないかも知れない気がする昨今ですが、

今しか味わえない”ジドウシャ”らしい車を味わえる

時間はもうかなり限られてきているのかも知れません。

 

少し古い車にもメンテをしっかりやればマダマダ楽しめる車は

沢山あります。

 

まだまだ使える車を大事に使う。じつはこれも本当の”エコ”かも

知れませんね。

 

豊中店の安田でした。

 


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