1万時間

2010/06/21 植田 茂夫 (毎週土曜日)


 

みなさん、おはようございます。


[W杯 グループE] 

19日の カメルーン 1 対 2 デンマーク の結果がどうであれ、

日本は24日のデンマーク戦に負けられないことに変わりなし。

デンマークも予選突破をかけて勝たなければならない。

泣いても笑っても、すべては24日のデンマーク戦!

緊迫した好ゲームになれば日本の決勝トーナメント進出は現実となる。

頑張れ、日本!!!

 


・・・で、本題。

先日、『ビートルズに並ぶために』と題されたメールが届きました。


ビートルズを聴いて洋楽に目覚めた自分にとって、
いまだにこの名前を見ると気になってしまいます。


内容は、米国で人気のマルコム・グラッドウェル「1万時間の法則」について。

そこでは、ビル・ゲイツやビートルズを例にとり、
何かに秀でるためには1万時間打ち込む環境が必要だと説いています。

 

米国で大成功を収める前のジョン・レノン、
ハンブルグのストリップ劇場での下積み時代のインタビューは、
以前に聞いたビートたけしと同じで、


「(ハンブルグで)演奏もうまくなり、自信もついた。一晩中演奏し
ていたんだから、嫌でもそうなるだろう。客が外国人なのもよかった。
観客にわかってもらおうとますます必死に全身全霊で努力した。リバ
プール(彼らの本国イギリス)では一時間のセッションしかしたこと
がなかった。当然演奏はいつも同じで得意な曲ばかり。
でもハンブルグでは一日8時間もステージに立たなくちゃならなかった
から、新しいやり方を見つける必要があった」


「ハンブルグに行ったころはたいした演奏じゃなかったが、帰ってき
たころには本当に素晴らしくなっていたよ。学んだのは体力だけじゃ
ない。ものすごい数の曲も覚えなくてはならなかった。思いつく限り
のあらゆる曲を。ロックだけじゃない。ときにはジャズでさえ。それ
以前はステージで鍛えられていなかった。だけど帰ってきたとき、ザ
・ビートルズは他のどんなバンドとも違っていた」


あのビートルズをして、、と思いますが、


宮本武蔵は、剣の道を究めるには万日をかけて打ち込む。

大山倍達は、千日をもって極とし、万日をもって真とする。

 

そこで本物になるための1万時間を逆算してみると、

1日10時間 1年300日 として、

真剣に打ち込む時間が
毎日1時間だと、極めるまでに33年、
毎日3時間なら11年、
1日のうち半分の5時間だと7年弱となり、

確かに周りを見ても、これくらいの密度でもって変わるなぁ、、、
と思うとこの1万時間説もまんざらではなさそうです。


自分で打ち込むことができないなら、
そのような場を増やしてやればいいわけで、

昔から営業は「あたってなんぼや!」とか
「数売らな!」などと言われますが、

これも単に「収益を上げろ」ということだけではなく、
「早く本物になれ」ということでは、これも真なりです。

 

本物になるために何年かかっていることやら、、、


それではまた来週、植田茂夫でした。

 

 


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