あまりにお粗末では・・・
2011/02/07 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
昨日の一面、『春場所中止決定』のニュースもお粗末ですが、
一昨日の夕刊一面にもガッカリしました。
『家電エコポイント、CO2削減ずさん国試算』
http://www.asahi.com/national/update/0205/TKY201102050170.html
(asahi.com)
スポーツの世界でも、ビジネスの世界でも、
真剣に考え、事前に準備をしても結果が出ない。
なんてことはよくある話ですが、
結果に至るプロセスはもう少し真剣に考えるのではないでしょうか。
今回の400万tのCO2削減はその道の有識者が試算したと思っていたのですが
実際の販売データに基づき算出した数字が、なんと69万t!
当初予測の6分の1程度だったそうです。
記事によるとその原因は
削減量の100万t単位の大幅な四捨五入、
買い替え平均使用年数の誤算、
大型化する買い替え心理と増台行動、等々
少し考えれば素人でもわかりそうな、
おおよそ国の専門家が出した数字とは信じがたいものです。
先に “400万t” という数字ありきだったのではないか
と思えてならないお粗末な試算は、
景気を一時的に回復させたことに間違いありませんが、
こんな結果でまかり通るの??
一般企業では通らないよね、、、
と呆れてしまいました。
それでは又来週、植田茂夫でした。