相対VS絶対
2012/01/30 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
先週、
売れるマンションと、いいマンションは
必ずしもイコールではありません。
売れる本と、いい本も全然イコールではないし、
視聴率の高いTV番組と、いいTV番組も違います。
=云々=
という記事が載っていました。
「確かに、、、」と納得しつつ
「車もそうかも、、、」と思いつつ、
しかしなぜこうなるのか、
それは自分に自信がないからだそうで
みんな「相対比較感」ばかり気にしている。
何か行動を起こすにしても自分の中に確たる根拠がないため
みんなが選ぶものを選び、みんなが買うものを買うのです。
翌日、
2010年度
世界的な大企業、トヨタの自動車生産台数が約1000万台。
それに対し
イタリアの零細企業、フェラーリの生産台数が約6000台。
1000分の1以下。
ところが売上高は、
トヨタの20兆円に対しフェラーリ2500億円
と100分の1となり、
営業利益は2兆円と400億円
で50分の1。
1台あたり400万円を超える利益をあげる事のできる
フェラーリの高い付加価値とともに、
あの「赤」に代表される関連グッズの売上げが
全体の約3割を占めるというブランド力の凄みを
いかんなく見せつけられた。
と出ていました。
フェラーリとトヨタ、「売れるもの」と「良いもの」、
ビジネスの方法は様々で正解はひとつではありません。
しかし比較しての存在ではなく、比較する物が無い存在、
感性を研ぎ澄まし自分で決める事の大切さを
大事にしようと思う記事でした。
それではまた来週、植田茂夫でした。