メルセデスベンツのスペアタイヤの空気圧が!

2012/11/04 加藤 宣晶


こんにちは、工場のかとうです。

今回は車検整備でご入庫頂いたメルセデスベンツC209/CLK320

リフトアップして法定2年点検開始!

一通り点検が終わり、タイヤを取付け空気圧の点検に。

お客様のご利用状況に合わせて空気圧を合わせます。

(ベンツの場合は大抵リヤタイヤの方が空気圧高めの設定です)

*燃料をいれる蓋の裏側にシールで記載されています*

続いてトランク内のスペアタイヤの空気は~

トランク内に裏返って入っているため、荷物を降ろして

工具ケースを取りだし、スペアタイヤを取りだすと・・・

空気が入っていない!

((定期点検に入れていないのか?))

<<二年程度でここまで減らんやろ>>

((格安車検で長い事見て無かったのか?))

<<前回も弊社で整備を仕上げたはず>>

((使った際にパンクしたのか?))

<<使用した形跡は無く、新品状態>>

まぁ空気入れて、水槽に浸けてみるか!とエアーを入れようとすると、

エアバルブ(空気注入口)が破裂していました!

<< これか >>

チェンジャーで、ビートを落として破裂したエアバルブを取り外し、

在庫のエアバルブを取付け~???!!!

入らない!きつい!狭い!

 ローション ワックスを付けてあてがうが、入口でストップ・・・

きつすぎる~ えーい工具で無理矢理!

新品のバルブが一皮ズルッとムケちゃいました・・・

<<なアホな!>>とタイヤ屋さんに訊くと、ベンツの応急用は細い専用バルブ!?

早速注文してベンツの袋に入ったバルブを良く見てみるとやっぱり細かったです。

 

サイズもばっちりスムースイン!

なら、空気を注入~ パンッ!パンッ!と裏表のビートをハメて、

空気圧を420Kpaまで張って、

完成~!

これで、いつ何処でパンクしようがバーストしようが安心ですが、

せっかく積んでいるスペアタイヤもパンクしていては燃費を悪化させるゴミです!

弊社にて法定一年点検、車検整備の際は確認していますが、

「1年点検出し忘れた!」とか「安い車検で終わった!」と言う方は

要確認ですよ~”

*ちなみに四半世紀ワンオーナーの弊社顧問のアウディB3は、

 トランク内で、ピストルで撃たれたようにスペアタイヤが破裂していました*


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