暗黙のルール
2014/07/26 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
先日、“松井秀喜の「大リーグ日記」”という記事の中の
“マイナーリーグの掟”という項で、
マイナーではストッキングを外に出す。とか、
メジャーリーガーが調整のためにマイナーの試合に出たら選手に何かおかえしをする。
といったようなことが書かれていました。
事実、松井選手も復帰前の調整でマイナー4試合に出た際、
ステーキを選手全員に振舞ったそうです。
このようなメジャーの実況でよく話に出る、
公式ルールブックに書かれていない下記のような“暗黙のルール”というのは
メジャーのプライドを重んじたよく出来た話だと思います。
「暗黙のルール」
○勝ったときでも、相手チームや敵のファンが見えるところでは大げさに騒いではならない
○相手打者から三振を取ったあと派手にガッツポーズをしてはならない
○スライディングのとき、決してスパイクを相手の体に向けてはならない
○ホームランを打った瞬間、ホームプレートに立ち止まって打球の行方を目で追ってはいけない
○打席に立つとき過度に足場を固めてはならない
○チームが5点以上勝っているときは相手投手のボールカウント0-3からの球をスイングしてはならない
○6回以降5点以上差をつけている場合は盗塁をしてはならない
○味方投手がノーヒット・ノーランを達成しようとしているときは口に出してはいけない。
武士道にあい通じるメジャーリーガーたるもの、
”武士の情け”、”惻隠の情” をもって振舞え。
ということなのでしょう。
それでは又来週、植田茂夫でした。
マー君がメジャーで三振を奪った時にガッツポーズをしたら、、、