動かねば 闇にへだつや 花と水
2015/08/13 尾崎 由典
こんにちは尾崎です。
タイトルの句は沖田総司の辞世の句とも言われていますが、彼の辞世の句はないとの説が多くありますので、真実はわからずと言ったところです。
新撰組のイメージが強い沖田ですが、実際、それの活動自体は3年程だったそうな。
奥州白河藩士、沖田勝次郎の長男として生まれ、幼くして天然理心流 試衛館に入門。
その後、剣舞に長けた沖田は天才剣士と言われるようになるが、結核を患い若くしてこの世を絶つ。
明るい性格で人当たりも良く、敵対していたモノ以外は、新撰組のメンバーにしては珍しく良い印象に書かれていることが多い。
とそんな彼が使用していた。日本刀がこちら。
日本刀好きの私が家に飾ろうかなと思っている3本です。
勿論模擬刀です。1万円位で手にできそうです。
沖田の愛刀として1番ポピュラーなのがこの1本。
「菊一文字 則宗」
備前の国の刀工、則宗の作品。鎌倉時代の後鳥羽上皇の御番鍛冶だったそうで、菊の紋章を入れる事を許された刀工でもあったそうです。
ただ、彼の作品は当時でさえほぼなく、大名ですら入手困難であったとされる為沖田総司が所有している事は考えにくい。
また、実戦で使う事は大変高価なものの為、使用することはないだろうとの事。
「加州清光」
加州金沢住長兵衛藤原清光は6代目「清光」で新刀期の刀工。
あとの説明は割愛します。詳しくはWEBで。笑
「大和守安定(やまとのかみやすさだ)」
安定は江戸時代の武蔵の国の刀工。
切れ味が良く、人気があったとか。
何故かはわかりませんが、幼いころから日本刀が好きでして大人になり、観賞用として所有してみようかと思う今日この頃です。
女性の方にはわかりにくいモノだとは思いますが、妻に一度アタックしてみます。
以上、尾崎でした。