フォルクスワーゲン
2015/02/14 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
一昨日の尾崎さんのメッセージに、
VW TYPE-1の写真が載っており懐かしく読んでいました。
私が30数年前に入社し、 まだ「ウジタオートセンター」という社名だったころ、
展示場にはいつも数台のフォルクスワーゲンが並んでいました。
当時はまだまだ少数だった、西ドイツ車好きや西海岸に憧れた仲間たち
(当時のワーゲン乗りはお客様というより仲間でした)が店に来ては、
やれトーションバーがどうの、平面ガラスやスプリットウインドがどうの、
キャルルックだ、エンピのホイールだ、と話に花が咲き、
ツーリングに出かければ行く先々で子供から大人まで注目を浴びる、
そんなファニーな車がフォルクスワーゲンでした。
リアエンジン/リアドライブというレイアウトは派生モデルを造りやすかったのか、
遡ると本来の軍用キューベルワーゲンや水陸両用のシュビムワーゲン、
ビートルと呼ばれた国民車TYPE-1、トランスポーターのTYPE-2、
自動車らしくなったTYPE-3に、装備の充実したTYPE-4、
その他、世のおじさんたちをとりこにしたアグネス・ラム
(なんてご存じない方も多いと思いますが、、、)の愛車カルマンギアに
同じくカルマン製の5シーターカブリオレ、
そして幻の2シーターカブリオレヘブミュラー等々、
その車種構成や価値は様々多岐にわたっていますが、
どれもフロントにはトランクがあり、リアのエンジンフードを開けると
FLAT4の光景がありました。
使う人に合った車を造る、
今も続くドイツメーカーの乗用車造りの基本となる会社だったと思います。
バタバタと音をたてながら街を走る姿をすっかり見なくなったフォルクスワーゲン、
なかでも幻と呼ばれるヘブミュラーを今のうちに見ておきたいものです。
生産台数700台弱の幻は世界のどこかに潜んでいるのでしょうね。。。
ヘブミュラー!!!!
こんなことを書き出すとダラダラ長くなるのでこのあたりで。
それでは又来週、植田茂夫でした。