メルセデスベンツW220、ドアミラーのゴムを取替ましょう~♪
2010/08/22 加藤 宣晶
こんにちは。
工場のかとうです。
もう皆さんお盆休みも終わり、すっかり仕事のペースが出来てきましたか?
僕はこの夏、なにせ日差しが強すぎるので、日焼け対策を万全に。
海、プールにはラッシュガード+日焼け止め+水中メガネ&パラソル持参で必ず日陰に。
えらいもんです!
毎年海水浴の翌日からは、日焼けで体がしんどいのですが、
今年はピンピン!
顔の一部(逆パンダ状態)&腕の一部だけ日焼けと言った、変な仕上がりですが、
やっぱ、紫外線はお肌(カラダ?)の大敵ですね。
そろそろ美白に目覚めましょうか…
今回は、親切に細かい部品を供給して頂ける、
メルセデスベンツのドアミラーの内側の護謨交換にて!
以前の車種から、ドアとミラーの間にはゴムが使われていて、
年数がたつとどうしてもそのゴムが劣化しますね。
では、そこのゴムを交換するのですが、なかなかこんな部品だけ
供給してくれるメーカーも少ないです。
以前の手動式や、電動格納初期のドアミラーでは、ビスを3本程取り外せば、
簡単にミラーが取り外せて、ゴムもすぐに入替出来たのですが、
旧型となったSクラス(W220)では、配線がドアの内部まで通っているので、ちょっと難儀です。
今回も、ゴムは930円と、良心的価格で届きましたが、
交換しようとすると、ドアミラーの長い配線を抜き取るために、
まずはドアライニング(内張り・トリムボード)の取り外しから。
この、ドアの内側の内装品を取り外そうとすると、
標準作業時間は1.6時間(1時間36分)必要となります。
「部品は千円程ですが、作業料金が一万円以上掛かります」
って、理不尽な話ですよね。
そこで、お客様から「勉強して、やっといてよ♪」とのご指示が…
勉強が苦手な僕に!!!
勉強は苦手ですが、手抜きと細工は得意?です。
まずは、ドアライニングはそのままで、
ミラー本体を車両から外し、配線はそのままで、
古いゴムを、はさみで切って脱がしてみました♪
まぁ、捨てるもんなので気楽に取外し、
供給部品と見比べ…
「ん?やたらと、真ん中の開口部が広くなっているなぁ。。。」
しかも新品のゴム部品。
もしや?と、指で引っ張ってみると、結構伸びて広がります!
しかしドアミラー全てをくぐらすほどは、広がらないので、
内部を少々カット!
ぎゅううっと、指で開口部を広げながら、
慎重にミラーの先から、モーターを交わし、
(頭の中では常に「ちぎれたら930円弁償せなアカン!」)
ウィンカーを通り抜け、格納ヒンジ部分をクリア!
無事に、内部を分解せずに取替完了!
掛かった時間は、一つ目10分、二つ目3分少々…
ですが、冷や汗料金として、30分ぶん程の作業費用を頂戴します♪
新品部品をはさみでカット!してしまいましたが、
見えない所で、取り付け、機能に影響が出そうにない部分ですので、
工賃還元と言うことで♪ m(__)m